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小芝風花主演ドラマ『モコミ』 工藤阿須加ら共演者を発表

 女優の小芝風花主演、来年1月期のテレビ朝日系土曜ナイトドラマ『モコミ〜彼女ちょっとヘンだけど〜』(1月23日スタート、毎週土曜 後11:00〜11:30)で、小芝演じる主人公・清水萌子美の家族を演じるキャストが発表された。

土曜ナイトドラマ『モコミ〜彼女ちょっとヘンだけど〜』小芝風花と家族を演じる工藤阿須加、橋爪功、田辺誠一、富田靖子 (C)テレビ朝日

土曜ナイトドラマ『モコミ〜彼女ちょっとヘンだけど〜』小芝風花と家族を演じる工藤阿須加、橋爪功、田辺誠一、富田靖子 (C)テレビ朝日

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 萌子美はヌイグルミや石や植物など、感情を持たないとされているモノの気持ちがわかってしまう繊細な“感覚”を持つ女の子。そのことで自分の殻に閉じこもりがちな彼女を心配する兄・俊祐役に工藤阿須加。ドラマ、映画と出演作が途切れない工藤はテレビ朝日系では『就活家族〜きっと、うまくいく〜』(2017年)、『未解決の女 警視庁文書捜査官』シリーズ(18年、19年)などに出演。今回は妹思いの反面、人には決して言えない一面を持つ青年という難役に挑む。

 優しすぎるがゆえ、家庭で存在感が薄い父・伸寛役に田辺誠一。テレビ朝日系の人気刑事ドラマ『刑事7人』シリーズでおなじみの田辺が、本作では家族を思う一方、仕事で転機を迎えた男性の心情を静かな佇まいの中に説得力を持たせて体現する。

 娘を心配するあまり、過干渉になっている母・千華子役に富田靖子。近年母親役がすっかり板につき、NHKの連続テレビ小説『スカーレット』(19年度後期)でも優しさの中に強さをたたえるヒロインの母親役を演じた富田が、新たな母親像でさらなる新境地を開く。

 家族の間に波紋を起こす母方の祖父・須田観(すだ・かん)役に橋爪功。テレビ朝日系で1年にわたり放送された『やすらぎの刻〜道』(19年-20年)で二役を見事に演じきった名優が、孫娘のもとに突然現れた祖父をひょうひょうと演じながら、物語に奥行きを与える。

 本作は、脚本家・橋部敦子氏が書き下ろすヒューマンホームドラマ。他の人とは違う“感覚”を持つ萌子美が、自分らしく生きようと勇気を持って新たな一歩を踏み出す姿と、そんな彼女を支える家族の心情を描く。

 萌子美の家族は、兄の俊祐、父の伸寛、母の千華子と誰もが萌子美の行く末を心配しつつ、一見穏やかに暮らしてきた。しかし、萌子美が「自分らしく生きたい」、「変わりたい」との思いにかられ、気持ちをはっきり示すようになったことで、家族一人ひとりが抱える問題が露呈していく。さらに、長い間音信不通だった千華子の父・観が突然、萌子美たちの前に現れ同居することに。この出来事も家族の生活に変化を起こすきっかけとなる。

 萌子美たち一家には、小さなさざ波のようにいくつかの問題が押し寄せ、やがてそれが家族の絆さえ壊しかねない事態を引き起こす。家族だからこそ助け合えるのか? それとも家族だからこそ分かり合えないのか? どんなに苦しい状況に置かれようとも、自分を信じて歩みを止めない萌子美は大切な家族が抱える問題が明らかになったとき、どんな行動を取るのか? 萌子美の家族を思う気持ちが、視聴者の心にもさわやかな涙と感動をもたらす。

 家族を演じる共演者について小芝は、「皆さんと一緒にいると、とても平和な家族に見えると思います!」と、大いに納得。さらに、「その中でお母さんが過干渉だったり、お父さんがお母さんにエネルギーを吸い取られていたり、お兄ちゃんもさわやかで評判が良いのに実は…、という設定があったり。おじいちゃんもちょっと変わっているんです(笑)。素敵な皆さんが演じることで、家族ひとり一人の個性やギャップがさらに際立つはずです」と、家族のシーンの撮影を心待ちにしている様子。最後に「家族役の皆さんと面白いドラマを作っていきたいです!」と意気込みを語っていた。

 さらに、自分らしく生きようと頑張る萌子美が出会う人々を演じるキャストとして水沢エレナ内藤理沙の出演も決定。2人は俊祐が切り盛りする花屋の店員役で出演。依田涼音(水沢)と桜井真由(内藤)もまた、萌子美と知り合ったことで、それぞれの人生がゆっくりと変化していくことに。涼音と真由は家族とは違う立場で萌子美の成長に関わっていく。

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