NHKで放送中の大河ドラマ『麒麟がくる』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)は6日に第35回「義昭、まよいの中で」が放送された。大和での松永久秀と筒井順慶の戦を回避することに成功した明智光秀(長谷川博己)だったが、久秀と順慶の対立を信長排除に利用しようと目論んでいた摂津晴門(片岡鶴太郎)は怒り心頭。ついに、摂津は光秀を暗殺しようと動き出す。 そして、将軍主催の茶会に招かれた光秀に、刺客たちの刃が襲いかかった。脚にケガを負わされながらも光秀が向かったのは、将軍・足利義昭(滝藤賢一)の部屋だった。摂津の企てに気づいていた義昭はぎょっとする。光秀はけがの痛みをこらえて真摯(しんし)に語りかけた。