ピン芸人のおいでやす小田、こがけんによるお笑いコンビ・おいでやすこがが、漫才日本一を決める『M-1グランプリ2020』ファイナリスト9組に選出され2日、東京・NEW PIER HALLで行われた会見に出席。直前に同所で実施された準決勝でも大きな笑いを取っていたことから、初の決勝進出で“台風の目”として期待を寄せられた。
おいでやす小田は、直前に“とにかく面白いひとり芸日本一”を決める『R-1グランプリ2021』開催会見が行われた際、今回から「プロは芸歴10年以内であること(2010年1月1日以降に芸能活動を開始していること)」となったことを受け、出場資格を失ってしまうという“憂き目”に。「勝手なルールはアカン! 視聴者投票ゼロで終わり?」と不平不満を連発。「次は現行のルールにして、最後の1回を出させてくれ」と抗議したが認められず、最終的には「審査員をやらせてくれ!」と無理難題をふっかけていた。
そうした中での『M-1』決勝進出というジェットコースターのような展開に「新しい生き場所が見つかりました。ホンマに訳わからないです。まず大偉業って言っていいと思うんです。(『R-1』には)芸歴10年以上なんで出られない、それで今『M-1』決勝、なんやこれは! 本当に幸せやけど、訳わかんない」と絶叫しながら、複雑な感情の揺れ動きを語った。
相方のこがけんも同じく『R-1』のレギュレーション変更に翻ろうされたひとりであることから「本当にいきなり『M-1』で進んでいる途中で、退路が断たれるという。そんな中で、松本(人志)さんにもお会いして、いいストーリーというか…」としみじみ。おいでやす小田が改めて「なんやこれは!」と叫ぶと、進行を務めた麒麟・川島明も思わず「人間として審査したほうがいいかもしれない」とツッコミを入れていた。
改めて、今回の決勝進出について、おいでやす小田は「なんか、ホンマに賞レース予選で育ててもらったと思う。年を追うごとに強くなっていった。それも全部乗っかった。お互いの孤独な時間を全部乗っけたので、それが良かった」と感謝。こがけんも「ピンでお互いやっていたので、漫才師さんみたいな真似事はやらないと。漫才師さんになっていたら、お互いに注意するみたいな感じでやっていました」とネタ作りの秘話を明かしていた。
今回は、おいでやすこがのほかに、アキナ、マヂカルラブリー、見取り図、錦鯉、ニューヨーク、オズワルド、東京ホテイソン、ウエストランドがファイナルへの切符をつかんだ。
今回は、過去最高を記録した5040組を上回る5081組がエントリーし、史上最高を更新。決勝の放送時間も発表され、12月20日にABCテレビ・テレビ朝日系列で午後6時34分から10時10分まで生放送。これに先立ち、敗者復活戦が同日の午後2時55分から5時25分まで放送される。
決勝の司会は、今田耕司(14回目)と上戸彩(9回目)、審査員は松本人志(14回目)、オール巨人(8回目)、上沼恵美子(8回目)、中川家・礼二(6回目)、富澤たけし(4回目)、立川志らく(3回目)、塙宣之(3回目)の7人(※回数順、同数の場合は50音順)。3年連続で同じ審査員が顔をそろえるのは、M-1史上初となる。
準々決勝ではEXIT、四千頭身、ミキなどの“お笑い第7世代”や、三四郎、トム・ブラウン、コロコロチキチキペッパーズなど多数のテレビに出演する人気芸人、昨年ファイナリストのすゑひろがりずなどが敗退するなど、改めて『M-1』の壁の高さを感じさせる展開となり、準決勝では、マヂカルラブリー、オズワルド、ゆにばーす、ニューヨーク、ぺこぱ、錦鯉ら26組が熱い火花を散らした。
敗者復活戦および決勝の1週間前にあたる12月13日には、事前特番(後0:55〜1:55)として過去15回の『M-1』にまつわる「なんでもランキングBEST3」を紹介。歴代王者・ファイナリスト、審査員が登場する。
■M-1グランプリ 優勝者一覧【参加組数】
2001年度 中川家【1603】
2002年度 ますだおかだ【1756】
2003年度 フットボールアワー【1906】
2004年度 アンタッチャブル【2617】
2005年度 ブラックマヨネーズ【3378】
2006年度 チュートリアル【3922】
2007年度 サンドウィッチマン【4239】
2008年度 NON STYLE【4489】
2009年度 パンクブーブー【4629】
2010年度 笑い飯【4835】
2015年度 トレンディエンジェル【3472】
2016年度 銀シャリ【3503】
2017年度 とろサーモン【4094】
2018年度 霜降り明星【4640】
2019年度 ミルクボーイ【5040】
おいでやす小田は、直前に“とにかく面白いひとり芸日本一”を決める『R-1グランプリ2021』開催会見が行われた際、今回から「プロは芸歴10年以内であること(2010年1月1日以降に芸能活動を開始していること)」となったことを受け、出場資格を失ってしまうという“憂き目”に。「勝手なルールはアカン! 視聴者投票ゼロで終わり?」と不平不満を連発。「次は現行のルールにして、最後の1回を出させてくれ」と抗議したが認められず、最終的には「審査員をやらせてくれ!」と無理難題をふっかけていた。
そうした中での『M-1』決勝進出というジェットコースターのような展開に「新しい生き場所が見つかりました。ホンマに訳わからないです。まず大偉業って言っていいと思うんです。(『R-1』には)芸歴10年以上なんで出られない、それで今『M-1』決勝、なんやこれは! 本当に幸せやけど、訳わかんない」と絶叫しながら、複雑な感情の揺れ動きを語った。
相方のこがけんも同じく『R-1』のレギュレーション変更に翻ろうされたひとりであることから「本当にいきなり『M-1』で進んでいる途中で、退路が断たれるという。そんな中で、松本(人志)さんにもお会いして、いいストーリーというか…」としみじみ。おいでやす小田が改めて「なんやこれは!」と叫ぶと、進行を務めた麒麟・川島明も思わず「人間として審査したほうがいいかもしれない」とツッコミを入れていた。
改めて、今回の決勝進出について、おいでやす小田は「なんか、ホンマに賞レース予選で育ててもらったと思う。年を追うごとに強くなっていった。それも全部乗っかった。お互いの孤独な時間を全部乗っけたので、それが良かった」と感謝。こがけんも「ピンでお互いやっていたので、漫才師さんみたいな真似事はやらないと。漫才師さんになっていたら、お互いに注意するみたいな感じでやっていました」とネタ作りの秘話を明かしていた。
今回は、おいでやすこがのほかに、アキナ、マヂカルラブリー、見取り図、錦鯉、ニューヨーク、オズワルド、東京ホテイソン、ウエストランドがファイナルへの切符をつかんだ。
今回は、過去最高を記録した5040組を上回る5081組がエントリーし、史上最高を更新。決勝の放送時間も発表され、12月20日にABCテレビ・テレビ朝日系列で午後6時34分から10時10分まで生放送。これに先立ち、敗者復活戦が同日の午後2時55分から5時25分まで放送される。
決勝の司会は、今田耕司(14回目)と上戸彩(9回目)、審査員は松本人志(14回目)、オール巨人(8回目)、上沼恵美子(8回目)、中川家・礼二(6回目)、富澤たけし(4回目)、立川志らく(3回目)、塙宣之(3回目)の7人(※回数順、同数の場合は50音順)。3年連続で同じ審査員が顔をそろえるのは、M-1史上初となる。
準々決勝ではEXIT、四千頭身、ミキなどの“お笑い第7世代”や、三四郎、トム・ブラウン、コロコロチキチキペッパーズなど多数のテレビに出演する人気芸人、昨年ファイナリストのすゑひろがりずなどが敗退するなど、改めて『M-1』の壁の高さを感じさせる展開となり、準決勝では、マヂカルラブリー、オズワルド、ゆにばーす、ニューヨーク、ぺこぱ、錦鯉ら26組が熱い火花を散らした。
敗者復活戦および決勝の1週間前にあたる12月13日には、事前特番(後0:55〜1:55)として過去15回の『M-1』にまつわる「なんでもランキングBEST3」を紹介。歴代王者・ファイナリスト、審査員が登場する。
■M-1グランプリ 優勝者一覧【参加組数】
2001年度 中川家【1603】
2002年度 ますだおかだ【1756】
2003年度 フットボールアワー【1906】
2004年度 アンタッチャブル【2617】
2005年度 ブラックマヨネーズ【3378】
2006年度 チュートリアル【3922】
2007年度 サンドウィッチマン【4239】
2008年度 NON STYLE【4489】
2009年度 パンクブーブー【4629】
2010年度 笑い飯【4835】
2015年度 トレンディエンジェル【3472】
2016年度 銀シャリ【3503】
2017年度 とろサーモン【4094】
2018年度 霜降り明星【4640】
2019年度 ミルクボーイ【5040】
コメントする・見る
2020/12/02