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映画『ドクター・デス』“伏せられた”キャストに柄本明&木村佳乃

 俳優の綾野剛が主演し、女優の北川景子と刑事役でバディを組む映画『ドクター・デスの遺産−BLACK FILE−』(公開中)に柄本明木村佳乃が出演していることが27日、明かされた。

映画『ドクター・デスの遺産−BLACK FILE−』に出演していることが発表された柄本明&木村佳乃(C)2020「ドクター・デスの遺産−BLACK FILE−」製作委員会

映画『ドクター・デスの遺産−BLACK FILE−』に出演していることが発表された柄本明&木村佳乃(C)2020「ドクター・デスの遺産−BLACK FILE−」製作委員会

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 原作は中山七里氏のクライム・サスペンス小説。物語は、終末期の患者ばかりを襲う連続不審死事件が発生し、犬養隼人(綾野)と高千穂明日香(北川)が捜査に乗り出す。すると、依頼を受けて患者を安楽死させるドクター・デスと呼ばれる医者にたどり着くと、犬養の一人娘・沙耶香が安楽死の依頼をしてしまう。ドクター・デスの目的と正体を追う、2人の刑事の挑戦が描かれる。

 これまでに解禁されたポスタービジュアルや予告編の中では名前が伏せられているキャストが存在し、公開前には「キャスト早く発表されてほし〜」とSNSでも盛り上がりを見せていた。

 柄本が演じるのは、ホームレスの男・寺町亘輝。木村は養鶏場で働く雛森めぐみを演じている。2人は、犬養と高千穂たちの捜査から容疑者にあがり、あわせて解禁された映像では犬養を挑発し不気味に泣き出す寺町に、自身の潔白を主張する雛森といずれも迫真の演技を繰り広げている。

 深川栄洋監督は「2人とも共通することが、叩いてみないと分からない楽器です。僕に狙いがあって演出するのですが、狙った音がなるとは限らない。そういう役者だと感じています。もちろん僕はそういう楽器が大好きですけど」とコメントを寄せた。

 雛森を演じるにあたってシーンによってメイクを使い分けたという木村は「私は、根っからのサスペンスホラー好きなので、雛森の様な役柄をいただくと戦りつが走ります! 今回は、メイクにずいぶん助けられました! あるシーンで雛森は顔全体に染みをかき、眼を落ちくぼませて…そして あるシーンでは、不気味な感じを出すため、黒目を大きくさせてます」と役作りを明かした。

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