女優の佐久間由衣、奈緒、吉野竜平監督が1日、都内で行われた映画『君は永遠にそいつらより若い』(2021年公開)のワールドプレミアに出席した。 同作は、芥川賞作家・津村記久子氏のデビュー作を映画化。卒業間近の大学生が何となく過ごす日常の中で、ふとした折に「暴力」「児童虐待」「ネグレクト」などの社会の闇と、それに伴うやり切れない悲しみに直面する物語。大学やバイト先のぐだぐだした日常は軽快にユーモラスに描かれる一方、作者の確かな問題意識と倫理観で、それら社会の闇の部分ともきちんと向き合う姿を描く。『第33回東京国際映画祭』では、新部門「TOKYOプレミア2020」に選出されている。