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大竹しのぶ、芸歴47年で“月9”初出演 『監察医 朝顔』で新キャラクター「頑張ります」

 女優の大竹しのぶが、11月30日に放送されるフジテレビ系“月9”ドラマ『監察医 朝顔』第5話から出演することが、わかった。『ボクは女学生』(フジテレビ系1973年10月〜1974年3月)でデビューをしてから47年を経て大竹は“月9”枠に初出演。第2シーズンから新たに登場する女性・奥寺美幸(おくでら・みゆき)として、物語の鍵となる人物を演じる。大竹は「とてもうれしく思います。頑張ります」と意気込みを語っている。

月9ドラマ『監察医 朝顔』に出演する大竹しのぶ (C)フジテレビ

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 本作は月9ドラマ“33年の歴史”において、初めて2クール連続放送。2019年7月から放送された第1シーズンと同様に、各話において主人公で法医学者の万木朝顔(上野)と、父でベテラン刑事の万木平(時任三郎)たちが、かたや解剖、かたや捜査により、さまざまな事件と遺体に相対していく。同時に前作よりも深く、東日本大震災と母の死に朝顔が向き合う。父娘と、その周囲の人々のかけがえのない日々を2クールにわたって、四季の移ろいとともに丁寧に描いていく。

 大竹演じる美幸は、朝顔の母・里子(石田ひかり)が生まれ育った東北の海沿いの街で、大衆食堂を営む女性。美幸が作る料理は、いずれも素朴で優しく、地元の人から“おふくろの味”として大いに愛されており、朝顔の祖父で里子の父である嶋田浩之(柄本明)も常連の1人だ。これまで朝顔も平も美幸とはまったく接点がなかったが、ひょんなことから美幸の存在を知ることとなり、やがて3人は大きく関わっていくこととなる。

 また、メインキャストの上野、時任とはNHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』(2011年)で共演。同じ作品ながら共演シーンのなかった3人が初めて揃うこととなる。「樹里ちゃんとも、さぶちゃんとも久し振りの共演でうれしいです。スタッフの方たちも本当に温かくて、良いチームだなと一日目から感じました」と現場での和やかな様子を報告。
         
 美幸を演じていく上で「消えることのない悲しみを背負いながらも、なんとか明るく平穏に生きてゆきたいと願う人の心を出せたら…と思っています」と展望。「素晴らしいチームの仲間入りをさせて頂いて、撮影が本当に楽しいです。ささやかに生きている美幸さんの出演自体は、それ程多くはありませんが、見て下さっている方の心に残るようなお芝居ができるように頑張ります」と力を込めた。

 プロデューサーの金城綾香氏は「悲しみを抱えながらギリギリのところで自分を奮い立たせて、今日も東北で生きている方をドラマで表現したいと考えたときに、最初に頭に浮かんだのが大竹しのぶさんでした」と起用理由を説明。「物語の中盤以降、美幸という役が朝顔さんと平さんを揺さぶっていきます。大竹さんの筆舌に尽くしがたいお力によって、美幸という役の悲しさが温度を持って目の前に現れた時には、撮影現場でこみ上げてくるものがありました。今後、上野樹里さん、時任三郎さん、柄本明さんといろんなシーンでご共演があります。早く視聴者の方にごらんいただきたいです」と自信をみせている。

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