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黒木華『凪のお暇』でアジアコンテンツアワード主演女優賞「国を超えて評価いただけて幸せ」

 韓国・釜山で行われた第2回Asia Contents Awardsで、TBSで2019年の7月期に放送された金曜ドラマ『凪のお暇』で主人公・大島凪を演じた女優の黒木華が、主演女優賞を受賞した。

黒木華『凪のお暇』でアジアコンテンツアワード主演女優賞(C)TBS

黒木華『凪のお暇』でアジアコンテンツアワード主演女優賞(C)TBS

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 原作は月刊誌『Eleganceイブ』(秋田書店)にて連載中のコナリミサトによる同名漫画で、2017年に第1巻が発売されて以来、口コミで話題に。黒木は、場の空気を読みすぎて無理をして倒れたことをきっかけに、仕事も恋もリセットして人生の再生を図ろうとする凪を好演した。

 今回の受賞を受け、黒木は「本日はこのようなすばらしい賞をいただき、感謝します。『凪のお暇』というドラマは、いい意味で空気を読まないことで、自分や周りを大事に、関わりを作っていく物語です。世界的に厳しい状況が続く中で、このドラマが国を超えて、皆さんにみていただけた事、評価していただけた事がとても幸せですし、そんな作品をスタッフ、キャスト皆で作れた事が何よりうれしいです」と喜びの声。「これからもこうして、見てくださった方たちが、何か感じていただけるような作品に参加できるよう頑張りたいと思います。ありがとうございました」と呼びかけている。

 釜山国際映画祭に併設されたアジアンフィルムマーケットで、昨年新設された同アワードは、アジア10ヶ国で過去5年間に制作された作品の中から優れた作品や俳優に贈られる賞。記念すべき第1回授賞式では、『全裸監督』で村西とおるを演じた山田孝之が主演男優賞、そして村西の運命の女性・恵美を演じた森田望智が優秀新人賞を受賞した。

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