俳優の草なぎ剛と内田英治監督が9日、東京・日本外国特派員協会で行われた映画『ミッドナイトスワン』(公開中)の記者会見に出席した。
本作は、故郷の広島を離れて東京・新宿で生きることを決断し、崩れ壊れてしまいそうな自己を自分自身で支えながら生きるトランスジェンダーの凪沙(草なぎ)と、親から愛を注がれることなく生きてきた少女・一果(服部樹咲)の姿を通して“切なくも美しい現代の愛の形”を描くラブストーリー。
役作りについて聞かれた草なぎは「ドキュメンタリーのDVDを見たり、監督がまとめてくださった資料もいただきました。あとは、トランスジェンダーの方とミーティングする機会も設けていただいたことが、役作りになったと思います」と振り返った。
また、一果と出会い、母親の気持ちをどう作ったかについては「映画の中で凪沙というキャラクターの母性を目覚めさせるのはすごく難しいことでした。でも、なにかを育てるというのは男性も女性も関係ない。植物、図工。なにかを育てて、育む気持ちで演じていくうちに、自分の中で『これが母性なのか』と自然に目覚めてた感じでした」と話した。
そして「世界中のみなさんに見ていただきたいです。デリケートな問題も、この作品の中で描かれていますが、それを考えるきっかけにしてくれたら。そして、良い映画だなと思っている作品に出演できたことがうれしい。ひとりでも多くの方に届けられたら」と本作に込めた思いを語った。
キャスティングについて聞かれた内田監督は「トランスジェンダーの方、シスジェンダーの方にやってもらうなど、あらゆる可能性を考えました」と明かし「世間の意識を海外と比較しても認知されていない。今回は広く、多くの人が見てくれる作品にしたく、草なぎさんにオファーしました」と草なぎを抜てきした理由を話した。
本作は、故郷の広島を離れて東京・新宿で生きることを決断し、崩れ壊れてしまいそうな自己を自分自身で支えながら生きるトランスジェンダーの凪沙(草なぎ)と、親から愛を注がれることなく生きてきた少女・一果(服部樹咲)の姿を通して“切なくも美しい現代の愛の形”を描くラブストーリー。
役作りについて聞かれた草なぎは「ドキュメンタリーのDVDを見たり、監督がまとめてくださった資料もいただきました。あとは、トランスジェンダーの方とミーティングする機会も設けていただいたことが、役作りになったと思います」と振り返った。
また、一果と出会い、母親の気持ちをどう作ったかについては「映画の中で凪沙というキャラクターの母性を目覚めさせるのはすごく難しいことでした。でも、なにかを育てるというのは男性も女性も関係ない。植物、図工。なにかを育てて、育む気持ちで演じていくうちに、自分の中で『これが母性なのか』と自然に目覚めてた感じでした」と話した。
そして「世界中のみなさんに見ていただきたいです。デリケートな問題も、この作品の中で描かれていますが、それを考えるきっかけにしてくれたら。そして、良い映画だなと思っている作品に出演できたことがうれしい。ひとりでも多くの方に届けられたら」と本作に込めた思いを語った。
キャスティングについて聞かれた内田監督は「トランスジェンダーの方、シスジェンダーの方にやってもらうなど、あらゆる可能性を考えました」と明かし「世間の意識を海外と比較しても認知されていない。今回は広く、多くの人が見てくれる作品にしたく、草なぎさんにオファーしました」と草なぎを抜てきした理由を話した。
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2020/10/09