女優の新垣結衣が主演し大ヒットした2016年10月期のTBS系連続ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』が、来年お正月に新春スペシャルドラマとして復活することが明らかになった。25日放送の同局バラエティー番組『ぴったんこカン・カン』（毎週金曜 後8：00）で新垣とメインキャストの星野源、2人からサプライズ発表された。今回のスペシャルドラマでは、契約結婚から生まれた恋を経て、みくり（新垣）と平匡（星野）がついに本当の“結婚”を決めた連ドラのその後を描く。

　『逃げ恥』では原作は海野つなみの同名マンガ。「職ナシ」「彼氏ナシ」「居場所ナシ」の主人公・森山みくりが、恋愛経験のない独身サラリーマン・津崎平匡と「仕事」として契約結婚。「夫＝雇用主」、「妻＝従業員」の雇用関係で恋愛感情を持たないはずが、同じ屋根の下で暮らすうち、妄想女子とウブ男は徐々にお互いを意識しだす、というラブコメディー。

　連ドラ放送時は回を重ねるごとに右肩上がりの視聴率を記録し、最終回では平均視聴率20.8％を記録（※ビデオリサーチ調べ・関東地区）。また、エンディングでは星野が歌う主題歌「恋」にあわせ、メインキャストが踊る『恋ダンス』が話題を呼び、期間限定でYouTubeに公開した『恋ダンス』映像は累計1億回再生を記録した。

　今年5月には、新型コロナウイルスの影響で「外出を自粛している方々により楽しんでいただくため」として未公開シーンや未公開カットを新たに加えた『逃げるは恥だが役に立つムズキュン！特別編』を放送。「逃げ恥」「みくりさん」がツイッターのトレンドワードで世界1位を獲得、再放送にも関わらず全話がトレンド入りするなど、放送から4年経っても根強い人気を証明した。
　
　今回も脚本は原作の10巻と11巻をもとに、『アンナチュラル』『MIU404』で知られる野木亜紀子氏が続投。お馴染みのメインキャスト陣も再集結する。那須田淳プロデューサーいわくテーマは「がんばれ人類！」。2016年の連ドラから時を経て、結婚生活3年目に入ったみくりと平匡の2019年から2020年の一年以上を描く。

■プロデューサー・那須田淳コメント
あの後、みくりと平匡はどんな人生を踏み出していったのか？
きっと、あんなことやこんなことが起こるんじゃないかと想像するだけで、私たちも、キャストの皆さんも、そして、視聴者の皆様も、ムズムズしてしまうのでは!?
2016年に放送いたしました連続ドラマから時を経て、結婚生活3年目に入ったみくりさんと平匡さんの2019年から2020年の一年以上を描きます。

テーマは「がんばれ人類！」。大きく出たテーマの意味と、お正月にふさわしい、ご家族みんなで、楽しんで、考えて、泣いて、笑っていただけるようなスペシャルドラマになるよう全力で制作いたします。そして、「恋ダンス」は、もちろん…!?