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石原さとみ、『アンサング・シンデレラ』撮了に涙「かけがえのない作品になりました」

 女優の石原さとみが、24日放送のフジテレビ系木曜劇場『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』の最終回を前にクランクアップを迎えた。約半年間の撮影を経て、主人公の葵みどりを演じきった石原は、涙ながらに「『アンサング・シンデレラ』は私の中でかけがえのない作品になりました。半年間、本当にありがとうございました!」と感謝の想いを伝えた。

木曜劇場『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』をクランクアップした石原さとみ (C)フジテレビ

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 これまで描かれることのなかった病院薬剤師の知られざる舞台裏を描く今作。最終回では、心から尊敬する先輩薬剤師・瀬野章吾(田中圭)を突然襲った重複がんから、彼を助けたい一心で治療の道を模索するみどりがたどり着いた、運命の結末が描かれる。

 撮影がすべて終了すると、座長として常に現場スタッフ、キャストのことを考え、さりげない優しさと心遣いで全員の気持ちを一つに束ねてきた石原。そんな石原へ感謝の気持ちを込め、スタッフからねぎらいの大きな拍手が贈られた。

 鳴りやまない拍手喝采の中、石原の前にサプライズで登場したのは、半年間苦楽を共にしてきた真矢ミキと西野七瀬。「え? なんで!?」と驚きを隠せない石原に、2人から大きな花束とねぎらいの言葉が贈られた。真矢と西野の顔を見るなり、喜びと安堵の思いから石原の目には大粒の涙が…。

 石原は「半年間長かったようで、終わってみればあっという間だった気もします。すごくいい現場でした。本当にいい現場でした。皆さん優しくて、温かくて、明るくて、面白くて。心地が良くてストレスも無く、『なんて風通しがいい現場なんだろう』っていつも思っていました」と、こみ上げる万感の思いに時折声を詰まらせながらあいさつした。

 「大変なこともありましたけど、心が折れそうなこともありましたけど、全てのことに意味があると思って、意味を作っていかなければいけないと鼓舞して頑張ってきました。そう思えたのは、プロデューサー、ディレクターをはじめ、ここにいる皆さんのおかげです。ここにいるみんなと、そして、ここにいない、ドラマに関わったすべてのアンサングヒーロー、アンサングシンデレラに心の底から感謝しています」と思いを伝えた。

 続けて「葵みどりという病院薬剤師を演じることで、励ますことや寄り添うことの意味を学ぶことができました。『アンサング・シンデレラ』は私の中でかけがえのない作品になりました。半年間、本当にありがとうございました!」と達成感をにじませていた。

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