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妻夫木聡主演『危険なビーナス』追加キャストに小日向文世、斉藤由貴ら

 俳優の妻夫木聡が主演する10月スタートのTBS系日曜劇場『危険なビーナス』(毎週日曜 後9:00)の追加キャストが発表され、物語の軸となる壮大な謎にかかわるキャラクターとして小日向文世戸田恵子麻生祐未斉藤由貴坂井真紀安蘭けい田口浩正堀田真由らの出演が決定した。

日曜劇場『危険なビーナス』の追加キャストが発表 (C)TBS

日曜劇場『危険なビーナス』の追加キャストが発表 (C)TBS

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 今作はベストセラー作家・東野圭吾の同名小説をもとに、正義感が強い獣医の主人公・手島伯朗が突然現れた「弟の妻」を名乗る謎めいたヒロイン・矢神吉高由里子)とともに、失踪した異父弟・矢神明人(染谷将太)の行方を追ううちに、矢神一族の遺産争いに巻き込まれていくストーリー。

 小日向が演じるのは伯朗の叔父で、数学者の兼岩憲三(かねいわ・けんぞう)。憲三は伯朗のよき理解者で、家で酒を酌み交わすこともある間柄だ。戸田が演じるのは矢神家現当主の妹・矢神波恵(やがみ・なみえ)。病気で寝たきりの当主に代わり矢神家の遺産を管理しており、突然現れ明人の妻を名乗る楓を怪しんでいる。麻生が演じるのは矢神家前当主である康之介の養女・矢神佐代(やがみ・さよ)。人の心の内を見抜く力に長けているが、本人は何を考えているかわからない人物だ。

 そして伯朗と明人の母で、16年前に事故死した矢神禎子(やがみ・ていこ)を演じるのは斉藤。禎子は夫(伯朗の実父)の死後、矢神家の御曹司・康治と再婚し、明人を出産した。その禎子の妹で、夫・憲三と共に伯朗を実の子のようにかわいがる兼岩順子(かねいわ・じゅんこ)役は坂井。矢神家の前当主と後妻の間に生まれた支倉祥子(はせくら・しょうこ)役は安蘭。祥子の夫で介護施設グループを営む支倉隆司(はせくら・たかし)役は田口。隆司と祥子の娘で、幼い頃から明人に好意を寄せている支倉百合華(はせくら・ゆりか)は堀田が演じる。

 また、矢神家の現当主・矢神康治(やがみ・やすはる)役は栗原英雄、矢神家前当主と後妻の間に生まれた矢神牧雄(やがみ・まきお)役に池内万作、矢神家の使用人で執事の君津光(きみつ・ひかる)役に結木滉星の起用も明かされた。莫大な遺産を前に人間の欲望が渦巻く世界観のなか、先の読めないスリリングな展開を、多彩な俳優がどう演じていくか注目だ。

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