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ゆうばり映画祭ニューウェーブアワード、山田裕貴・奈緒・杉原輝昭監督が受賞

 今月18日から22日の日程で初のオンライン開催を控える『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2020 Powered by Hulu』。恒例となった「京楽ピクチャーズ.PRESENTS ニューウェーブアワード」において、今年は俳優の山田裕貴、女優の奈緒、映画監督の杉原輝昭の3人の受賞が決定した。同賞は、輝かしい活躍を見せる俳優やクリエイターに対し「新しい波(ニューウェーブ)を起こして欲しい」という気持ちを込めて表彰するものとして設立され、今年で7回目となる。

『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2020』で(左から)奈緒、山田裕貴、『仮面ライダーゼロワン』のメイン監督を務めた杉原輝昭が「ニューウェーブアワード」を受賞

『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2020』で(左から)奈緒、山田裕貴、『仮面ライダーゼロワン』のメイン監督を務めた杉原輝昭が「ニューウェーブアワード」を受賞

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 男優部門の受賞者・山田は、2011年、テレビドラマ『海賊戦隊ゴーカイジャー』(テレビ朝日)のゴーカイブルー/ジョー・ギブケン役で俳優デビュー。『ライヴ』(14年)で映画初主演を果たす。その後は映画『万引き家族』(18年)、『HiGH&LOW』シリーズ、連続テレビ小説『なつぞら』(NHK、19年)、舞台『終わりのない』(19年)、そして今年は同時期に放送されたテレビドラマ『SEDAI WARS』、『ホームルーム』(ともにMBS)で異例の2作品同時主演を務めた。今回の受賞は好青年から不良番長と幅広い演技に挑み、今年も多数の映画出演作品を控え、映画界への貢献も大きく、今後のさらなる活躍に期待して男優部門の受賞が決定した。

 山田は「オープニングセレモニー表彰式の9月18日は誕生日です。しかも三十路になります。誕生日プレゼントかと思ったら運営の方も知らなかったみたいで、正々堂々選ばれたんだと喜んでいます(笑)」と記念すべき日が重なった喜びのコメントを寄せている。また、今後の俳優人生について「俳優としても、人間としても、楽しみながら、これからも素敵な作品を手を取り合って作っていけたらと思います」と意気込みを語っている。

 女優部門の受賞者・奈緒は、地元・福岡の天神でスカウトされたのを機に芸能活動を開始し、13年のドラマ『めんたいぴりり』(テレビ西日本)で女優デビュー。18年には連続テレビ小説『半分、青い』(NHK)でヒロイン・鈴愛(永野芽郁)の親友・菜生役で注目を集め、『あなたの番です』(19年、日本テレビ)では特異なキャラクターを演じ、強い印象を残した。今年は映画『僕の好きな女の子』、『事故物件 怖い間取り』、『キスカム!Come on,kiss me again!』、『みをつくし料理帖』と多数の出演作品が公開されるなど、活躍は目覚ましく、またバラエティー番組などでも活躍中。今最も注目すべき女優の一人であるとともに、さらなる活躍に期待しての受賞となった。

 奈緒は「この度は希望ある賞を頂き、とても光栄な気持ちです。今まで出会った沢山の素敵な仲間と作品と共に、これからも新しくおもしろい大きな波を起こしていけるよう、一歩一歩あゆんでいきたいと思います」と感謝と共に喜びを語っている。

 クリエイター部門の受賞者の杉原は、『仮面ライダー555(ファイズ)』(03年、テレビ朝日)で助監督を務めた後、16年『動物戦隊ジュウオウジャー』(テレビ朝日)でテレビシリーズを初監督。その後、昨年9月から今年8月まで放送された『仮面ライダーゼロワン』(テレビ朝日)のメイン監督、映画『仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション』(19年)の監督と新元号第1弾の仮面ライダーを担った。そして、シリーズのフィナーレを飾る監督作『劇場版 仮面ライダーゼロワン』(12月18日公開予定)を制作中。

 縦横無尽に動き回る360度カメラを使用した斬新な演出、そして『仮面ライダーゼロワン』では、令和最初のライダーとして注目を集める中、AIをテーマに取り入れ、人類と人工知能との対決においてリアリティある演出を行い、特撮というジャンルの中にあって新たな演出へのチャレンジに果敢に挑んできた杉原にも今後の活躍を大いに期待して、今回の受賞が決定した。

 杉原は「この度は、『ニューウェーブアワード』と言う輝かしい賞をいただき、大変光栄に思います。まさかこのような賞をいただけるとは思っていなかったので、驚きと感謝でいっぱいです」と喜びをあらわにした。また、「もちろん、この度の受賞は僕個人の力だけではなく、常日頃から僕の我儘(わがまま)に付き合ってくれているキャスト、スタッフ皆んなの力あってのものだと思っています」と、支えてくれた周囲の人たちへの感謝を伝えている。

 「ニューウェーブアワード」は、過去には俳優部門で中村蒼勝地涼、女優部門で松岡茉優杉咲花、クリエイター部門では数々のドラマ・映画を手掛けてきた宮藤官九郎岡田磨里らが受賞しており、同賞をきっかけにブレイクを果たすケースも珍しくなく、若手もベテランも新たな魅力・才能を見出される貴重な機会として、業界内外から熱い注目を集めている。なお今年の受賞者3人は、18日に行われるイベントに参加することが決定。当日本人たちから直接、ファンへ喜びの声を届ける。

■『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2020』
開催期間:9月18日(金)〜9月22日(火・祝)
開催形態:Hulu上での初のオンライン開催
※映画際の作品は、会員登録無しで視聴可能。
視聴方法:会員登録は必要なし。パソコンであれば直接サイト(https://www.hulu.jp/)にアクセス、携帯やタブレット、TVでの視聴の場合にはHuluのアプリをダウンロードし、「ログインせずに使う」もしくは「お試し利用」からアクセスする。詳細は(https://help.hulu.jp/hc/ja/articles/360048527673)。Huluのライブ配信は、テレビ、パソコン、スマートフォン、タブレットなどで視聴可能。ライブ配信が視聴可能なリビングルームデバイスの詳細は(https://help.hulu.jp/hc/ja/articles/360044689253)。

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