WOWOWが劇場とのコラボレーションで制作し、WOWOWライブで放送/WOWOWオンデマンドで配信されるオリジナル番組『劇場の灯を消すな!』の第4弾、三谷幸喜と箭内道彦の異色タッグによる「PARCO劇場編」が10月31日(後7:00〜)に放送される。
同番組は、ドラマとドキュメントの第一部と朗読劇の第二部から構成。ドラマとドキュメントのパートには渡辺謙と藤井隆、朗読劇には中井貴一と天海祐希が出演する。
「on the Road to〜」と銘打ったドラマとドキュメントで構成される第一部は、劇場再開までの道のり、その時を綴る物語。パルコ劇場を主役に、「劇場の神様」という目線から箭内演出のもとドキュメントを創作。そして、このドキュメントを「フィクション」として構成し、三谷が脚本・監督するショートドラマとともに完結する。ショートドラマは『short cut』『大空港 2013』(製作:WOWOW、脚本・監督:三谷幸喜) で 三谷とタッグを組み、完全1シーン1カットの ドラマを撮影した撮影監督の山本英夫を迎え、1シーン1カットのドラマとなる模様だ。
第二部は、三谷が朗読劇を演出。「劇場の灯を消すな!」プロジェクトでは、全シリーズ共通して、井上ひさしの「12人の手紙」を俳優が読むことになっており、このプロジェクトのトリを飾る「PARCO 劇場編」で三谷は「葬送歌」をセレクト。劇場から劇場へと渡されていく言葉のバトンのアンカーを中井と天海が務める。
「劇場の灯を消すな!」は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、公演の延期・中止が続いている劇場においてオリジナル番組を制作する、WOWOWによる演劇プロジェクト。第1弾は7月に『Bunkamura シアターコクーン編 松尾スズキプレゼンツ アクリル演劇祭』、第2弾は8月に『サンシャイン劇場編 劇団☆新感線40周年!〜勝手に?われら青春のサンシャイン!』、第3弾『本多劇場編 特ダネ!皆川スポーツ in 演劇とパンケーキの街、下北沢。宮藤官九郎と細川徹責任編集』は9月26日(後3:00〜)放送。
【渡辺謙のコメント】
今回のコロナによって、人間らしく生きるという事を否定されてしまいました。その際たるものが演劇なのかも知れません。表現する場所を失った俳優に今、何が出来るのか。仲間たちと一緒に祈るような気持ちでこの作品を作りました。三谷さんには「ぜひに!」とお願いし、不思議なせりふを書いていただきました。ワンシーン、ワンカットで公園通りから劇場までを紹介します。楽しんで下さい、それが僕たちの一番の喜びです。
【藤井隆のコメント】
ドキュメントパートにパルコのスタッフの皆さんが、ショートドラマパートに渡辺謙さんがご出演されるというのがすごく興味深いと思いました。三谷幸喜さんから声をかけていただけたのもうれしかったです。たくさんの方の思いが詰まった今回の企画に私も少しですが参加できて光栄でした。
劇場といえば、吉本の劇場なんばグランド花月で仕事を始めさせていただいて、吉本以外の舞台に初めて出させていただいたのが2000年のPARCO劇場でした。オーディションで合格をもらえて良かったです。PARCO劇場は観に来るのも好きな劇場ですし、出させていただけるのもうれしい劇場の一つです。
【中井貴一のコメント】
高校生の頃からよくパルコ劇場に来ていました。その頃は全く俳優になろうと思ってなかったですが、もし自分が舞台に出るんだったらここしかない!と感じていたんです。意味が分からないですよね ……(笑)。
パルコ劇場は、俳優を目指していない頃の私にそう思わせてくれた思い入れのある劇場です。新しくなり、今日初めて舞台上に立ちましたが、昔のパルコ劇場のこじんまりとした空気感が残っていてとても幸せです。そして新しい劇場で、お客様の入っていない、カメラの前だけで朗読劇をやらせていただけたのはとても贅沢な時間でした。朗読劇はお芝居と違って、あまり感情過多になってもいけないですし、淡々と読むだけでは面白味にかける部分もあり、とても難しいんです。
悩みながらリハーサルをしたら、三谷さんから「もっと感情を入れて大丈夫ですよ」と言っていただけて、気持ちを開放しながら朗読することができました。お客様に楽しんでいただければ幸いです。
【天海祐希のコメント】
パルコ劇場は、宝塚を退団して初めて立った劇場ですし、新しくなっても常にそこに居てくれる存在です。とても見やすくて、素敵な劇場。そして熱意のあるスタッフの皆さんがいる、私にとってすごく身近な劇場です。
朗読劇は初めてで、緊張しました。今回、舞台上と客席で収録でしたので、舞台上にいる時とは、また違う緊張感が客席ではありました。せりふを覚えて演技すると言う事ではない芝居のやり取りは、とても新鮮で楽しかったです。
中井さんとは、こんなにがっつりお芝居をしたのは初めてで、ちょっとドキドキでした。三谷さんの演出は、リハーサルをやっていくつかダメ出しがあったくらいだったので、私、大丈夫かなぁと、こちらもドキドキでした。劇場の灯を消すなの想いを込めた、この朗読劇。劇場の灯を灯し続け、たくさんの可能性と夢をお客様に届けられたら と願っています。
同番組は、ドラマとドキュメントの第一部と朗読劇の第二部から構成。ドラマとドキュメントのパートには渡辺謙と藤井隆、朗読劇には中井貴一と天海祐希が出演する。
「on the Road to〜」と銘打ったドラマとドキュメントで構成される第一部は、劇場再開までの道のり、その時を綴る物語。パルコ劇場を主役に、「劇場の神様」という目線から箭内演出のもとドキュメントを創作。そして、このドキュメントを「フィクション」として構成し、三谷が脚本・監督するショートドラマとともに完結する。ショートドラマは『short cut』『大空港 2013』(製作:WOWOW、脚本・監督:三谷幸喜) で 三谷とタッグを組み、完全1シーン1カットの ドラマを撮影した撮影監督の山本英夫を迎え、1シーン1カットのドラマとなる模様だ。
第二部は、三谷が朗読劇を演出。「劇場の灯を消すな!」プロジェクトでは、全シリーズ共通して、井上ひさしの「12人の手紙」を俳優が読むことになっており、このプロジェクトのトリを飾る「PARCO 劇場編」で三谷は「葬送歌」をセレクト。劇場から劇場へと渡されていく言葉のバトンのアンカーを中井と天海が務める。
「劇場の灯を消すな!」は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、公演の延期・中止が続いている劇場においてオリジナル番組を制作する、WOWOWによる演劇プロジェクト。第1弾は7月に『Bunkamura シアターコクーン編 松尾スズキプレゼンツ アクリル演劇祭』、第2弾は8月に『サンシャイン劇場編 劇団☆新感線40周年!〜勝手に?われら青春のサンシャイン!』、第3弾『本多劇場編 特ダネ!皆川スポーツ in 演劇とパンケーキの街、下北沢。宮藤官九郎と細川徹責任編集』は9月26日(後3:00〜)放送。
【渡辺謙のコメント】
今回のコロナによって、人間らしく生きるという事を否定されてしまいました。その際たるものが演劇なのかも知れません。表現する場所を失った俳優に今、何が出来るのか。仲間たちと一緒に祈るような気持ちでこの作品を作りました。三谷さんには「ぜひに!」とお願いし、不思議なせりふを書いていただきました。ワンシーン、ワンカットで公園通りから劇場までを紹介します。楽しんで下さい、それが僕たちの一番の喜びです。
【藤井隆のコメント】
ドキュメントパートにパルコのスタッフの皆さんが、ショートドラマパートに渡辺謙さんがご出演されるというのがすごく興味深いと思いました。三谷幸喜さんから声をかけていただけたのもうれしかったです。たくさんの方の思いが詰まった今回の企画に私も少しですが参加できて光栄でした。
劇場といえば、吉本の劇場なんばグランド花月で仕事を始めさせていただいて、吉本以外の舞台に初めて出させていただいたのが2000年のPARCO劇場でした。オーディションで合格をもらえて良かったです。PARCO劇場は観に来るのも好きな劇場ですし、出させていただけるのもうれしい劇場の一つです。
【中井貴一のコメント】
高校生の頃からよくパルコ劇場に来ていました。その頃は全く俳優になろうと思ってなかったですが、もし自分が舞台に出るんだったらここしかない!と感じていたんです。意味が分からないですよね ……(笑)。
パルコ劇場は、俳優を目指していない頃の私にそう思わせてくれた思い入れのある劇場です。新しくなり、今日初めて舞台上に立ちましたが、昔のパルコ劇場のこじんまりとした空気感が残っていてとても幸せです。そして新しい劇場で、お客様の入っていない、カメラの前だけで朗読劇をやらせていただけたのはとても贅沢な時間でした。朗読劇はお芝居と違って、あまり感情過多になってもいけないですし、淡々と読むだけでは面白味にかける部分もあり、とても難しいんです。
悩みながらリハーサルをしたら、三谷さんから「もっと感情を入れて大丈夫ですよ」と言っていただけて、気持ちを開放しながら朗読することができました。お客様に楽しんでいただければ幸いです。
【天海祐希のコメント】
パルコ劇場は、宝塚を退団して初めて立った劇場ですし、新しくなっても常にそこに居てくれる存在です。とても見やすくて、素敵な劇場。そして熱意のあるスタッフの皆さんがいる、私にとってすごく身近な劇場です。
朗読劇は初めてで、緊張しました。今回、舞台上と客席で収録でしたので、舞台上にいる時とは、また違う緊張感が客席ではありました。せりふを覚えて演技すると言う事ではない芝居のやり取りは、とても新鮮で楽しかったです。
中井さんとは、こんなにがっつりお芝居をしたのは初めてで、ちょっとドキドキでした。三谷さんの演出は、リハーサルをやっていくつかダメ出しがあったくらいだったので、私、大丈夫かなぁと、こちらもドキドキでした。劇場の灯を消すなの想いを込めた、この朗読劇。劇場の灯を灯し続け、たくさんの可能性と夢をお客様に届けられたら と願っています。
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2020/09/11