例年とは違う夏が終わりを告げようとしていた8月30日、有料ライブ動画配信サービス「Stagecrowd(ステージクラウド)」で『King Gnu Streaming Live』が配信された。これはKing Gnu初となる配信ライブであり、オリコン2020年上半期合算アルバムランキングで1位に輝いた『CEREMONY』リリース後、初めてとなる彼らのワンマンライブであった。事前にライブパフォーマンスを収録し、編集とMA(マスタリング)を行った映像を配信するといった形態がとられていたため、映像とサウンドがしっかりと作り込まれており、1つのKing Gnu作品として彼らの世界にどっぷりと入り込める工夫が為されていた。 なお、常田大希(Gt/Vo)のインスタグラムを見ると、収録は8月14日頃に行われた模様。そこから約2週間で仕上げられた映像は、きれいに磨き上げるというよりも、どこかザラザラとした肌触りを感じさせるものとなっており、これもまたKing Gnuのダークヒーロー的な質感を際立たせる格好の演出だったと言えよう。

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  • ミステリアスな宴をのぞき見する快感『King Gnu Streaming Live』(撮影:Kosuke Ito)
  • 光るバンド・ロゴのモニュメントが中心に鎮座(撮影:Kosuke Ito)
  • 常田大希(Gt/Vo) (撮影:Kosuke Ito)
  • 井口理(Vo/Key)(撮影:Kosuke Ito)
  • 新井和輝(Ba)(撮影:Kosuke Ito)
  • 勢喜遊(Dr/Sampler)(撮影:Kosuke Ito)
  • 『King Gnu Streaming Live』(撮影:Kosuke Ito)

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