俳優の小日向文世が主演する人気シリーズ最新作『嫌われ監察官 音無一六 炎上の裏の真実』が7日、テレビ東京系月曜プレミア8(後8:00〜9:54)で放送される。
“警察の中の警察”という異名を持ち、警察内部のあらゆる不正を取り締まる監察官。職務を忠実に全うするがゆえに警察内で最も嫌われている監察官だが、天才的な“深読み力”で事件の真相を暴き警察の闇を斬る主人公・音無一六を小日向が演じる。
2013年にはじまり、これまで5作を放送。1年2ヶ月ぶりの新作となる今回の事件は「警察内部での連続不倫殺人」。前作で事件の被疑者として一六と出会い、生き別れの兄弟であることが判明したタクシー運転手・万丈二六(遠藤憲一)との兄弟悲喜こもごもも描かれる。小日向と遠藤、全く似ている要素がない二人が兄弟に見えてしまう凸凹コンビぶりも見どころ。
一六の上司で警視庁警務部長・千住遼子役の田中美佐子、元署長で今は居酒屋店主・二宮満役の小野武彦、前作から一六のもう一人の“相棒”として登場した湾岸東署の刑事・構呂木三花役・堀内敬子といったレギュラーメンバーに加え、今回新たに一六の後輩監察官で謎の死を遂げる飯島多香子役を佐藤めぐみ、一六ら監察官の動きを気に掛ける警視庁副総監・四堂孝文役を尾美としのりが演じる。
放送に向けた小日向、遠藤のコメントは次のとおり。
【小日向文世のコメント】
6作も音無一六を演じていると、せりふ回しや独特の間合いが身についてきて、一作ごとに一六も据わってきたんじゃないでしょうか。同じチームで続けられているので、精神的なストレスが全くない現場です。
遠藤くんは強面だけど、とっても優しい人じゃないですか(笑)。一六と二六がもっと膨らんでいくといいなと思うくらい、二人のシーンはとっても楽しかったです。向こうはボケで、こっちはそのボケにいつもイライラしちゃう、その感じが長男と次男という感じで、上手い具合にかみ合っていると思います。
今作のポイントは、佐藤めぐみさん演じる飯島多香子の存在です。一六にとってまるで娘のような弟子のような存在で、監察官として成長したと思っていた子が、殺された。手をかけた連中の理不尽さやそれに対するイラ立ちとか、「正さなきゃ」という一六の思いが強く感じられると思います。しかも、それが不倫から始まっているという…。一六としてはいつになく、ちょっと心情が入ったような気もします。そして事件を解決していく中で、監察官としての一六、そこに二六と溝呂木さんという3人がひとつになって、まるで相棒のように事件を解決していく、この絡み具合がとても面白いので、ぜひ見て欲しいと思います。
【遠藤憲一のコメント】
小日向さんとの兄弟を演じることについては、初っ端、こんなに全然違う顔でいいのかなと思ったけど、逆に容姿が似ていない兄弟っていうのが面白いんじゃないかなと。本当に兄弟みたいな気分になって違和感がなくなった(笑)。
今までも小日向さんとはポツポツとは共演しているんです。大河でも、刑事モノの連ドラでも。でもこのシリーズは小日向さんがメインの刑事ドラマだから、緊張感の中にもほんわかしたムードがあるので、そこは独特で面白いんじゃないかな。
自分の役で言えば、俺は刑事じゃなくてタクシー運転手です。そこが面白くてこの作品をお受けしました。事件に関わる設定だけに、油断すると刑事みたいになっちゃうんで、なるべくキメキメでせりふを覚えない、せりふを丁寧におかないように意識しました。でもそうすると今度は口が回らなくなる。これは難しい綱渡りなんですけど、それで雑なしゃべりで素朴な部分が出ればいいなと思っていて、そこだけは刑事みたいにならないように心掛けました。
刑事ドラマって、事件をグイグイ追っていくような緊張感あふれるものもありますが、このドラマは独特ののどかな雰囲気もあるので、視聴者の皆さんも一緒になって楽しめるんじゃないかなと思います。
“警察の中の警察”という異名を持ち、警察内部のあらゆる不正を取り締まる監察官。職務を忠実に全うするがゆえに警察内で最も嫌われている監察官だが、天才的な“深読み力”で事件の真相を暴き警察の闇を斬る主人公・音無一六を小日向が演じる。
2013年にはじまり、これまで5作を放送。1年2ヶ月ぶりの新作となる今回の事件は「警察内部での連続不倫殺人」。前作で事件の被疑者として一六と出会い、生き別れの兄弟であることが判明したタクシー運転手・万丈二六(遠藤憲一)との兄弟悲喜こもごもも描かれる。小日向と遠藤、全く似ている要素がない二人が兄弟に見えてしまう凸凹コンビぶりも見どころ。
一六の上司で警視庁警務部長・千住遼子役の田中美佐子、元署長で今は居酒屋店主・二宮満役の小野武彦、前作から一六のもう一人の“相棒”として登場した湾岸東署の刑事・構呂木三花役・堀内敬子といったレギュラーメンバーに加え、今回新たに一六の後輩監察官で謎の死を遂げる飯島多香子役を佐藤めぐみ、一六ら監察官の動きを気に掛ける警視庁副総監・四堂孝文役を尾美としのりが演じる。
放送に向けた小日向、遠藤のコメントは次のとおり。
【小日向文世のコメント】
6作も音無一六を演じていると、せりふ回しや独特の間合いが身についてきて、一作ごとに一六も据わってきたんじゃないでしょうか。同じチームで続けられているので、精神的なストレスが全くない現場です。
遠藤くんは強面だけど、とっても優しい人じゃないですか(笑)。一六と二六がもっと膨らんでいくといいなと思うくらい、二人のシーンはとっても楽しかったです。向こうはボケで、こっちはそのボケにいつもイライラしちゃう、その感じが長男と次男という感じで、上手い具合にかみ合っていると思います。
今作のポイントは、佐藤めぐみさん演じる飯島多香子の存在です。一六にとってまるで娘のような弟子のような存在で、監察官として成長したと思っていた子が、殺された。手をかけた連中の理不尽さやそれに対するイラ立ちとか、「正さなきゃ」という一六の思いが強く感じられると思います。しかも、それが不倫から始まっているという…。一六としてはいつになく、ちょっと心情が入ったような気もします。そして事件を解決していく中で、監察官としての一六、そこに二六と溝呂木さんという3人がひとつになって、まるで相棒のように事件を解決していく、この絡み具合がとても面白いので、ぜひ見て欲しいと思います。
【遠藤憲一のコメント】
小日向さんとの兄弟を演じることについては、初っ端、こんなに全然違う顔でいいのかなと思ったけど、逆に容姿が似ていない兄弟っていうのが面白いんじゃないかなと。本当に兄弟みたいな気分になって違和感がなくなった(笑)。
今までも小日向さんとはポツポツとは共演しているんです。大河でも、刑事モノの連ドラでも。でもこのシリーズは小日向さんがメインの刑事ドラマだから、緊張感の中にもほんわかしたムードがあるので、そこは独特で面白いんじゃないかな。
自分の役で言えば、俺は刑事じゃなくてタクシー運転手です。そこが面白くてこの作品をお受けしました。事件に関わる設定だけに、油断すると刑事みたいになっちゃうんで、なるべくキメキメでせりふを覚えない、せりふを丁寧におかないように意識しました。でもそうすると今度は口が回らなくなる。これは難しい綱渡りなんですけど、それで雑なしゃべりで素朴な部分が出ればいいなと思っていて、そこだけは刑事みたいにならないように心掛けました。
刑事ドラマって、事件をグイグイ追っていくような緊張感あふれるものもありますが、このドラマは独特ののどかな雰囲気もあるので、視聴者の皆さんも一緒になって楽しめるんじゃないかなと思います。
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2020/09/06