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槇原敬之被告の初公判に510人が列 倍率17.5倍、コロナ禍でも高い関心

 覚せい剤取締法違反などの罪で起訴されたシンガー・ソングライターの槇原敬之被告(51)の初公判が21日午前11時から、東京地裁で開かれる。同地裁によると、一般傍聴席29席に対し、リストバンド型の傍聴整理券を求め510人が列を作った。倍率は17.5倍。都内で連日3桁台の感染者が発表されている“コロナ禍”でも関心の高さがうかがえた。

多くの人が傍聴整理券を求め列を作った (C)ORICON NewS inc.

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 槇原被告は今年2月13日、危険ドラッグや覚せい剤を所持していたとして警視庁に逮捕、翌14日朝に送検された。3月、保釈保証金500万円を納付し、保釈された。当初、初公判は6月17日に予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により延期になっていた。

 この日は、午前8時30分過ぎから整理券の配布が始まると、絶え間なく傍聴希望者が訪れた。“3密”の状態にならないよう、間隔を空けてリストバンド型の傍聴整理券を装着。午前9時半までに整理券510枚が配られた。

 起訴状によると、東京都港区のマンションで2018年3〜4月、危険ドラッグのラッシュ約64.2ミリリットルと、覚せい剤約0.083グラムを所持。今年2月は、東京都渋谷区の自宅でもラッシュ約3.5ミリリットルを所持したとされる。1999年8月にも同じ覚せい剤取締法違反の疑いで現行犯逮捕され、懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けている。

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