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キムタク主演『BG』がドラマ満足度首位に 綾野剛&星野源の主演作『MIU404』が迫る勢い

 木村拓哉主演のドラマ『BG〜身辺警護人〜』新シーズンの第2話目(6月25日放送、テレビ朝日系)が、ドラマ視聴者の満足度を調査した「ドラマ満足度ランキング」(「オリコンドラマバリュー」より6月23〜29日放送を対象)で100Pt満点中91Ptを記録。前週79Ptを大きく上回る高数値で首位を記録した。

木村拓哉主演の『BG〜身辺警護人〜』(C)テレビ朝日

木村拓哉主演の『BG〜身辺警護人〜』(C)テレビ朝日

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■“おじさん”呼ばわりされるキムタク、50代男性の支持高まる

 民間のボディガードの世界を硬派に描く『BG〜身辺警護人〜』(テレビ朝日系)。木村拓哉演じる島崎章が、“丸腰”の状態でクライアントをあらゆる危険から守り抜くというスリリングなストーリー展開が魅力である。

 初回から2話目で大きく満足度を伸ばした要因のひとつに、「キムタク」一辺倒ではなく、物語をしっかり群像劇として見せた脚本・演出のテクニックと、木村拓哉による円熟味を帯びた演技の新境地を楽しめたところにあるだろう。

 バディものが比較的多い今クールのなかで、木村拓哉と斎藤工のコンビが何かと衝突しながらも絆を感じつつ支え合う物語。武器を持たずに繰り広げるアクションも見どころだが、島崎(木村拓哉)がシングルファザーとして思春期真っ只中の息子と奮闘する様子や、バディの高梨(斎藤工)から「おじさん」呼ばわりされてしまう様子はなかなか新鮮だ。

 2話目の満足度は、作品全体の評価が上昇したほか、「主演」の評価も初回12Ptから18Ptまで上昇している(20Pt満点)。とくに50代の男性から「キムタクのクールな演技がよかった」「今までのキムタクの演技から一味異なる変化がみられて楽しめた」と、木村拓哉への好印象のコメントが多数寄せられており、俳優としての期待値がますます高まっている様子もうかがえた。

 2位は、綾野剛と星野源がW主演を務める『MIU404』(TBS系)で、初回で84Ptの高得点を付けた。

 こちらも“バディもの”で、24時間という制限のなかでいち早く犯人を追う「機動捜査隊」の物語。綾野剛は考える前に体が動いてしまう伊吹藍役、星野源は常に先回り思考で道理を見極める志摩一未役で、まったくタイプの異なる2人がタッグを見せる。

 イケメン2人の出演ということで視聴者の6割は女性だったが、一方で男性からも星野源の今までにない役どころに注目する声が多数。「俳優としての気迫を感じた」(40代/京都)、「インパクトがあり印象的な演技だった」(40代/東京)と、今後の展開に期待するコメントが寄せられた。

●オリコン ドラマバリューとは
オリコングループの調査システム「オリコン・モニターリサーチ」の登録者から毎週、全国690名の視聴者を対象に、各ドラマの「期待度」「満足度」について、「作品」「主演」「主演以外」「セリフ」「映像」「音楽」「美術」「ストーリー展開」を10点満点で調査。「オリコンドラマバリュー」はその結果を、過去1年間のデータに照らして偏差値化した。「視聴量」「主演」「主演以外」「内容」という4項目に加え、Twitterのツイート量を加えた「話題性」の5項目を各1〜20ポイントとし、計100ポイント満点で集計している。

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