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クリストファー・ノーラン監督『TENET テネット』30秒スポット先行解禁

 『ダークナイト』シリーズ、『インセプション』『ダンケルク』などのクリストファー・ノーラン監督の新作『TENET テネット』(9月18日公開)の30秒最新スポットが先行解禁された。この映像は、きょう3日放送の日本テレビ系『金曜ロードSHOW!』(毎週金曜 後9:00)で地上波初放送となる『レディ・プレイヤー1』に合わせて放送される予定だ。

主人公を演じるジョン・デイビッド・ワシントン (C)2020 Warner Bros Entertainment Inc. All Rights Reserved

主人公を演じるジョン・デイビッド・ワシントン (C)2020 Warner Bros Entertainment Inc. All Rights Reserved

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 斬新なアイデアや驚異的ビジュアルと圧倒的なリアリティで、常に観客のド肝を抜く映画を放ち続けている“世界でも最も次回作が期待される映画監督”ノーラン監督。彼の集大成にして最高傑作になると、世界中から大きな期待を寄せられる本作。依然として多くのことがベールに包まれたままの本作だが、今回、解禁されたのは、車の横転クラッシュから元に戻るカーアクション、破壊されたジャンボジェット機のパーツが戻っていく…、という《世界が逆行》する怒とうの映像表現の一部。

 そして解禁された謎の一端に触れる場面写真では、キーアイテムになるであろう主人公を演じるジョン・デイビッド・ワシントンが装着するマスク、相棒とされるロバート・パティンソンと意味深な会話をする場面、巨大な建物が爆破され残骸が飛び散る場面を切り取る。CGを使用せずリアルを追求し続けてきたノーラン監督の魅せる圧倒的な映像への期待が高まるばかりだ。

 タイトルにもなっている〈TENET(テネット)〉とは、信条、主義、原則を意味する単語だが、この言葉が意味するものが本作最大の謎であり鍵とも言える。実は「SATOR式」と呼ばれる1世紀中頃に確認されているラテン語の回文と関係があるのでは?とネット上で騒がれており、前から読んでも、後ろから読んでも「SATOR AREPO TENET OPERA ROTAS(農夫のアレポ氏は馬鋤きを曳いて仕事をする)」と読まれるこの回文は、正方形の方陣にセットすると四方から同様に読むことができ、中央の「TENET」だけは上下左右のどこから読んでも「TENET」と読めるようになっているのだ。この最大の謎が明かされる時、新たな衝撃を与えてくれることだろう。

 「その言葉の使い方次第で、未来が決まる」。主人公に課せられたミッションは、人類がずっと信じ続けてきた現在から未来に進む〈時間のルール〉から脱出すること。時間に隠された衝撃の秘密を解き明かし、第三次世界大戦を止めるのだ。ミッションのキーワードは〈TENET(テネット)〉。突然、国家を揺るがす巨大な任務に巻き込まれた名もなき男は、任務を遂行する事が出来るのか!? 世界7ヶ国を舞台にIMAXカメラで撮影、時間が逆行するゲーム性をリアルに描き、驚異のスケールで放つ極限のタイムサスペンス超大作が、あなたの常識を一瞬で吹き飛ばす。

 混沌とした世界情勢の中で本作の劇場公開はまさに、映画館でしか体験出来ない映像体験を更新し続けてきたクリストファー・ノーラン監督ならではのメッセージが込められている。全ての謎が明らかになる、未知なる劇場体験までもうすぐだ。

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  • 主人公を演じるジョン・デイビッド・ワシントン (C)2020 Warner Bros Entertainment Inc. All Rights Reserved
  • 相棒とされるロバート・パティンソンと意味深な会話をする場面 (C)2020 Warner Bros Entertainment Inc. All Rights Reserved
  • クリストファー・ノーラン監督『TENET テネット』 9月18日公開 (C)2020 Warner Bros Entertainment Inc. All Rights Reserved
  • クリストファー・ノーラン監督『TENET テネット』 9月18日公開 (C)2020 Warner Bros Entertainment Inc. All Rights Reserved

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