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映画『ストーリー・オブ・マイライフ』監督・キャストの特別映像公開

 新型コロナウイルスの影響で延期となっていた公開日が、今月12日に決定した映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』。19世紀を代表する女性作家、ルイーザ・メイ・オルコットの世界的ベストセラー小説「若草物語」を、『レディ・バード』のグレタ・ガーウィグ監督が映画化。監督・キャストが“若草物語”への想い語った特別映像と幸せな瞬間の瞬間をとらえた画像1点が解禁された。

映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』6月12日公開

映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』6月12日公開

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 映像は「若草物語は物心ついた時から私の一部だった」というガーウィグ監督の言葉から始まる。これまで世界中の国々、そしてさまざまな時代で、ルイーザ・メイ・オルコットの「若草物語」は数え切れないほどの形で命を吹き込まれてきたが、その物語を新たに今映画化することへの彼女の想いが短いながらも詰まっている。

 その後に続くのは、それぞれ4つの異なる夢を持った四姉妹の人生への悩みや決意。女優になりたいけれど結婚と子供を持つことも夢見る長女・メグを演じるエマ・ワトソンは「自分の人生を生きようとする姉妹の物語よ」と述べる。三女のベスを演じるのは、エリザ・スカンレン。賢く野心的で、画家を目指す四女・エイミー役のフローレンス・ピューは、まるでエイミーの気持ちと自身の想いを重ね合わせるように「本作で描かれる女性たちの苦悩は、現代女性にも共通してる」という理解を示した。

 結婚はせず、小説家を目指すという強い意志を持つ次女・ジョーを演じるシアーシャ・ローナンも「独立した女性を描く本作は今の時代にぴったりだわ」と語る。そしてこの四姉妹が自由に生きていけるように優しく見守る母親を演じるローラ・ダーンも「テーマは“自分らしさ”」「実に現代的で重要なテーマよ」と静かにその想いを語っている。

 最後、四姉妹らを経済的に支援する資産家マーチ伯母を演じるメリル・ストリリープは「勇気と希望に満ちた本作は、今の世界が必要とする作品だわ」と断言。銀幕のレジェンドらしい貫禄を見せる。

 「金持ちと結婚なさい」「主人公が女性なら最後は結婚させること」と言われ、傷つきながらも負けずに進んでいくジョーの姿や、四姉妹で結成した“演劇クラブ”の様子、雪の中はしゃぎながら歩く楽しそうな四姉妹、エマが憧れのパーティへ初参加するシーンなどの映像もふんだんに詰め込まれ、自分の人生を懸命に生きる少女たちの姿を捉えた貴重な特別映像集となっている。

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