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“囲まない”囲み取材…厳戒態勢の取材で感じた「コロナ流行前」との違い

 10日に東京・ニッショーホールで、『蝶野正洋35周年フォーラム〜新型コロナウイルス感染予防啓発〜』が行われた。新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言などの影響を受け、芸能イベントは激減し、現在はビデオ会議ツール『ZOOM』などを使ったリモート取材や、WEB配信を視聴した取材など、これまであまり見られなかった手法が主流となっている。その最中に行われた今回の囲み取材は、まさにソーシャルディスタンスを意識した“厳戒態勢”のもと実施された。

『蝶野正洋35周年フォーラム〜新型コロナウイルス感染予防啓発〜』の会場の様子(C)ORICON NewS inc.

『蝶野正洋35周年フォーラム〜新型コロナウイルス感染予防啓発〜』の会場の様子(C)ORICON NewS inc.

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 これまでの囲み取材は、芸能リポーターが複数人で芸能人の両端に立ち、対面にはテレビの音声スタッフ、新聞社のカメラマンが肩を寄せ合っていた。さらにそれを囲うようにテレビカメラが何台も並ぶなど、まさに典型的な“3密”の状態だった。

 今回の取材では、事前に書面を通じて主催者から報道陣に対し、感染予防のためマスクの着用徹底が呼び掛けられた。そのほか、当日の会場では密集状態を避けるため、記者が座る席の左右2席分を空席にして距離をとるといった対応もとられた。入口では、赤外線サーモグラフィーによる表体温スクリーニングも行われ、万全に万全を期した。

 そして、この日の蝶野正洋と長州力の囲み取材は“囲まずに”実施。集まった報道陣は計15人ほど。記者は座席から移動せず、マイクを使ってステージ上の2人に質問するなど、これまで経験した囲み取材とは大きく異なるものになっていた。

 芸能人との距離が“近い”からこその軽妙な掛け合いもなくなり、どこかかしこまった感じがして違和感を覚えたが、感染拡大防止のためには必要な措置であろう。この距離感を踏まえた上で、これまでの“近さ”をどう感じさせることができるか、私たちの側にも工夫が求められているようにも感じた。

 イベントには、久々に再会する記者もちらほら。話しかけてみると「全く仕事がない。3月下旬以来の取材です…」とため息交じりに肩を落とした。先日、緊急事態宣言が5月末まで延長された。一日も早く事態が収束し、これまで通りの取材ができる日が来るまで、試行錯誤の日々が続きそうだ。

関連写真

  • 『蝶野正洋35周年フォーラム〜新型コロナウイルス感染予防啓発〜』の会場の様子(C)ORICON NewS inc.
  • 『蝶野正洋35周年フォーラム〜新型コロナウイルス感染予防啓発〜』に出席した(左から)蝶野正洋、長州力 (C)ORICON NewS inc.
  • 『蝶野正洋35周年フォーラム〜新型コロナウイルス感染予防啓発〜』に出席した(左から)蝶野正洋、長州力 (C)ORICON NewS inc.
  • 『蝶野正洋35周年フォーラム〜新型コロナウイルス感染予防啓発〜』に出席した蝶野正洋 (C)ORICON NewS inc.
  • 『蝶野正洋35周年フォーラム〜新型コロナウイルス感染予防啓発〜』に出席した長州力 (C)ORICON NewS inc.

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