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ミュージカル俳優・吉原光夫、初のTVドラマ出演が朝ドラ「新しい世界に飛び込みました」

 NHKで放送中の連続テレビ小説『エール』(月〜土 前8:00 総合ほか※土曜は1週間の振り返り)に、関内家が営む馬具店の職人頭、岩城新平(いわき・しんぺい)役で出演中の吉原光夫。「ライオンキング」のシンバ役やムファサ役、「美女と野獣」のガストン役、「レ・ミゼラブル」のジャン・バルジャン役など、数々の舞台に出演するミュージカル俳優として知られるが、初めて出演するテレビドラマが、連続テレビ小説となった。

連続テレビ小説『エール』関内家が営む馬具店の職人頭、岩城新平役で出演中の吉原光夫(C)NHK

連続テレビ小説『エール』関内家が営む馬具店の職人頭、岩城新平役で出演中の吉原光夫(C)NHK

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 「今回ドラマという新しい世界に飛び込みましたが、ミュージカルや映画でやっていることと僕自身はアプローチのしかたは変えていません。ミュージカルを見てくださっているお客さまが、朝ドラをどう見るかはわからないですが、たぶん僕についてはあまり違和感なく見ていただけると思います。そこまで出演シーンが多いわけではないので(笑)、ぜひ見つけていただけたらと思います」と、吉原。

 本作の主人公・古山裕一(窪田正孝)のモデルとなった古関裕而さんは、日本での本格的なミュージカルの黎明期に、数多くの舞台の音楽監督をつとめ、日本のミュージカル発展に大きく貢献した人物でもある。そんな日本ミュージカルのDNAを受け継ぐ俳優たちが、キャストとして多数参加している点も本作の見どころの一つとなっている。

 今回のオファーを受けた時のこと、馬具職人の役づくり、共演する二階堂ふみ薬師丸ひろ子についてなど、思うところを語った。

――『エール』の出演オファーを受けての感想は?

【吉原】マネージャーに対しては、「こんな俺が、朝8時に映ってもいい顔なのかな?」というのは聞きましたよ(笑)。「もうちょっとリアクションください。NHKですよ、朝ドラですよ」とマネージャーに返されて。謝ったうえで、大きめのリアクションをとりましたね(笑)。思ってもいなかったというのが正直なところです。自分とNHK、自分と朝ドラ、というのがリンクしていなかったので。テレビドラマの出演自体が今回初めてですからね。

――初めての朝ドラ、テレビドラマの空気感というのはどのように感じられてい
ますか?

【吉原】僕のNHKのイメージが、すごく真面目で、すごく細かく、統制のとれた現場というイメージがあったので、撮影に入る前日の夜は、寝て起きては台本を見て、というのを繰り返していました。1字1句、間違えちゃいけないと思って。見かけによらず、結構緊張してしまうタイプなので、現場でも緊張しながら過ごしていました。

■「ふつうに働けるよ」と職人が太鼓判

――実際に現場に入られて印象に残っていることはありますか?

【吉原】最初の撮影は緊張していて、ほとんど覚えていないんです。僕がふだんテレビで見るような方々がいらっしゃって。皆さんあたたかく迎えてくださいました。撮影自体は、僕がイメージで思っていたよりも、監督が出演者側に預けてくださる現場で。「吉原さん、どう思います?」「ここはどうします?」と投げかけてくださるので、舞台と同様、いろいろとトライさせてもらえました。やりにくさは全くなかったですね。逆に新鮮でした。

――役作りで何かされたことはありますか?

【吉原】馬具職人頭という役なので、事前に直接この目で見ておきたいなと思い、北海道にある馬具工房に勉強で伺いました。今の工房のベースとなる旧工房も見させていただいたりして。革に穴を開けていく作業、革に糸を通していく作業というのはずっと練習してきましたが、職人さんと息を合わせて作業もさせていただいたことで、実際に演技をする上で、すごく助けになりましたし、役に立ちましたね。
ほかの仕事の稽古があって、久しぶりに『エール』の現場に入っても、着替えたとたんに、革に触って穴を開けたりするぐらい役になじんでいます。NHKさんのリアルなセットは、本物の馬具工房のにおいや場の雰囲気と似ているので、すぐに自分が岩城へ戻ってくるのが感じられます。忠実に再現されているセットにいつも助けられています。

――職人としての腕は一流という設定については?

【吉原】職人として腕が一流という設定なので、すごくプレッシャーがありました。それもあって、北海道まで行って勉強しましたし…。なかなかのプレッシャーですよね。でも、死ぬほど練習をしたので、そこは自信があります。実は、僕はドラマでのルールみたいなものがわかっていなかったので、前室でスタンバイをするということも知らなかったんです。照明さんたちがセッティングをしているなか、作業場のセットで黙々と練習をしていました。舞台のセットだと、慣れるためにずっと居たりするので。もしかしたら邪魔になっていたかもしれませんが、休憩中もひとりで集中して作業をしていましたね。お世話になった工場の職人さんからは「ふつうに働けるよ」と言われるくらいに、今ではうまくなったと思っています。手にはマメがたくさんできましたけどね。

――関内音演じる二階堂ふみさん、関内光子演じる薬師丸ひろ子さんについてはいかがですか?

【吉原】僕の立場から失礼だと思うのですが、二階堂さんはすごく男気がある人だなと思います。ご一緒させていただいたシーンで、監督たちが難しいなと捉えている撮影があったんです。二階堂さんとしゃべりながら一緒に馬具を作り上げていくシーンで、二階堂さんが通しで撮ろうと提案されたことで状況が好転したことがありました。本物を求めている人なんだなと思いましたし、女優さんより役者という言葉のほうが似合う俳優さんですね。

 薬師丸さんは、僕が映画好きなのでずっと見てきた方でもあったので、そういう方を目の前にして、一緒に目を合わせられるだけでも光栄です。もう十分、一緒に演じさせていただけただけで感激しています。

関連写真

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