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白石和彌監督、製作現場の現状明かす 9割はフリーのスタッフで「途方に暮れている」

 『孤狼の血』(2018年)や『麻雀放浪記2020』(19年)などで知られる白石和彌監督が15日、都内で行われた『#SaveTheCinema「ミニシアターを救え!」プロジェクト』の記者会見に出席。新型コロナウイルスの感染拡大や政府の緊急事態宣言の発令など受けて、製作現場の現状を明かした。

白石和彌監督 (C)ORICON NewS inc.

白石和彌監督 (C)ORICON NewS inc.

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 新作映画のクランクインを5月10日ごろに予定していたという白石監督。「撮影場所の大半が長野県で、ロケハンだけ先行でやらせてもらったんですが、緊急事態宣言が起きているときに東京から来るのは自粛してほしいと言われました」と明かし「5月6日までは(製作を)停止して、10日のクランクインは実質無理です。6月頭にできるのか調整しているが、厳しい状況です」と話した。

 スタッフについては「9割がフリーランスで働く場もなくなっています。映画は緊急事態宣言の期間が終わって、翌日から働けるわけではない。フリーのスタッフは、半年先くらいまで次の仕事がほぼほぼ見えず、途方に暮れている」と厳しい現実を口にした。

 同プロジェクトは、外出自粛からミニシアターが存続の危機を迎えていることから、有志を集め、賛同者たちによる政府への緊急支援を求める要望書ときのうまでに集まった6万6000人の署名をきょう15日に提出。 緊急的な支援として、新型コロナウイルス拡大防止対策によって生じた損失を補てんすること、終息後に集客を回復させるための広報活動の充実、ゲスト招へい、特集上映などのイベントに対する支援を求めた。

 白石監督は「ミニシアターがなくなって、小さい映画がなくなると、そこで働くスタッフの働き場もなくなる。作り手、スタッフ、若い俳優たちの活躍の場がなくなり、映画の人材供給が失われていくのではと、危機感を覚えています。なので、この活動に参加することにしました」とプロジェクト参画への理由を話した。

 プロジェクトには是枝裕和監督、上田慎一郎監督、深田晃司監督、諏訪敦彦監督、藤井道人監督らのほか、俳優の柄本明、井浦新、安藤サクラらも呼びかけ人として参加している。

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