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BS朝日で大林宣彦監督を追悼 出演番組&『ねらわれた学園』放送

 今月10日に肺がんのため82歳で亡くなった、映画作家・大林宣彦さんを偲んで、BS朝日では大林さんが出演したドキュメンタリー番組『シネアスト4〜記録対談!大林宣彦監督が語る映画の神髄』を14日(後11:00〜11:54)に再放送。代表作の映画『ねらわれた学園』を19日(後2:00〜3:54)に放送する。

BS朝日では大林宣彦監督を偲んで緊急編成、薬師丸ひろ子主演『ねらわれた学園』4月19日放送(C)KADOKAWA 1981

BS朝日では大林宣彦監督を偲んで緊急編成、薬師丸ひろ子主演『ねらわれた学園』4月19日放送(C)KADOKAWA 1981

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 『シネアスト4』は、2019年3月7日に放送された番組で、MCを映画監督の安藤桃子が務め、大林さんがゲストとして出演。『転校生』『時をかける少女』『さびしんぼう』などの作品で知られ、映像の魔術師とも評された大林監督と、これからの日本映画界を担う安藤監督、まさに新旧映画監督の記録(ドキュメント)ともいえる、日本映画史に残るプロフェッショナル対談が実現。

 2016年8月、末期の肺がんで余命3ヶ月と宣告された大林監督。戦争とともに過ごした子ども時代のあるエピソードは、いまなお、がんと闘いながらも精力的に映画を撮り続ける生き方へとつながっていた。

 「もったいないというのは今でも言葉としてありますが、当時の日本の大人は、平和の時代を生きることのできる子どもの未来を奪うことが一番もったいないと思ってくれていました。そういうことに僕は育てられているんですよ」と語る。

 映画という芸術に人生を捧げた2人にとっての映画とは? そもそも映画監督は、なぜ映画を創るのか? 映画監督同士、プロフェッショナルな目線で語られるディープな映画談義。大林監督の生い立ちや、黒澤明をはじめとする映画人たちの精神、また過去から現代、そして未来へと続く映画文化をひも解き、「映画とは何なのか?」その神髄に迫る。

 一方、映画『ねらわれた学園』は、SF作家・眉村卓の同名ベストセラーを実写映画化した青春ファンタジー。『野性の証明』でデビューした薬師丸ひろ子の主演2作目。平穏な学園を支配しようとする超能力を持った女生徒に立ち向う同じ力を持った少女の活躍を描く。松任谷由実が歌った主題歌「守ってあげたい」とともに大ヒットを記録した。

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  • BS朝日では大林宣彦監督を偲んで緊急編成、薬師丸ひろ子主演『ねらわれた学園』4月19日放送(C)KADOKAWA 1981
  • BS朝日でドキュメンタリー番組『シネアスト4〜記録対談!大林宣彦監督が語る映画の神髄』4月14日に再放送

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