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沢口靖子、『科捜研の女』通年放送完走 全34話平均11.6%

 女優の沢口靖子が主演するテレビ朝日系木曜ミステリー『科捜研の女』が、19日に放送された第34話最終回スペシャル(後8:00〜9:48)をもって、2019年4月から1年間のロングラン放送を終えた。最終回の番組平均視聴率は12.5%。シーズン中の最高視聴率は14.1%(5月2日放送、第3話)、全34話の平均は11.6%だった(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)。

『科捜研の女』1年間のロングラン放送をやり遂げた沢口靖子(写真は2019年6月に撮影) (C)ORICON NewS inc.

『科捜研の女』1年間のロングラン放送をやり遂げた沢口靖子(写真は2019年6月に撮影) (C)ORICON NewS inc.

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 京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコ(沢口)を中心とした、ひと癖もふた癖もある研究員たちが、それぞれの専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描く人気シリーズ。1999年10月に『season1』がスタートして以来、シリーズを重ねるごとに支持を集め、昨年10月に放送20周年に突入。さらに、テレビ朝日開局60周年というもうひとつの節目を記念して、4クールに及ぶ1年間の放送に挑んできた。

 最終回は、2時間スペシャルで、20年間逃亡していた殺人事件の容疑者が逮捕され、マリコが証拠の再鑑定を行うことに。その依頼を持ち込んだのはマリコの父で元科捜研所長の榊伊知郎(小野武彦)だった。凶器に付着した指紋を端緒に鑑定を進め、次々と判明する新事実。そんな中、新たな犠牲者が。事件はまだ終わっていなかった!? 「科学は嘘をつかない」というマリコの信念と執念が真相に光を当てる、という内容だった。

 シーズン中には、土門薫(内藤剛志)の元妻で故人の有雨子(早霧せいな)がからんだ事件が起こり、土門が警察学校に異動したり、京都府警に広域サイバー捜査係が新設されることになり、蒲原勇樹(石井一彰)も引き抜かれたり、マリコの周辺は慌ただしかったが、彼女が鑑定の手を緩めることはなかった。結局、土門も蒲原も捜査一課に出戻って、ファンを安心させた。

 ドラマ本編だけでなく、沢口は、ツイッターでオリジナル動画“沢口サーズデー”を投稿したり、YouTuberデビューをしたり。番宣をかねて『帰れマンデー見っけ隊!!』の人気企画「帰れま10」や『10万円でできるかな』の「1000円ガチャで元取れるかな」にも参戦。アニメ『クレヨンしんちゃん』に本人役で登場するなど、年間を通じて大活躍だった。

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