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伊集院静氏が退院 くも膜下出血も後遺症なし「仕事初めはゆっくりと」

 1月下旬にくも膜下出血で倒れ、病院に緊急搬送された作家の伊集院静氏(70)が2月に退院したと、12日に所属事務所が発表した。手術は成功し、後遺症もないという。事務所を通じてコメントを発表した伊集院氏は「仕事初めはゆっくりと考えております」と語り、現在はリハビリに努め「毎日3キロ近くの散歩を始めています」と明かした。

伊集院静 (C)ORICON NewS inc.

伊集院静 (C)ORICON NewS inc.

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■伊集院静氏のコメントは以下の通り

 先日、突然の入院以来、皆様に多大なご迷惑、ご心配をおかけしましたが、その後、手術も無事成功し、施術をして頂いた病院の担当の先生、スタッフ、看護師の皆さんのご尽力で、先月、病院を退院いたしました。後遺症は全くなく現在はリハビリ病院でリハビリに励んでおります。毎日3キロ近くの散歩を始めています。今月中旬にはリハビリ病院も退院できることになりましたことをご報告いたします。

 仕事始めはゆっくりと考えてはおりますが、毎年、4月に新しく社会人となった若者へ贈るメッセージだけ執筆いたしました。“令和初の新社会人諸君。今君たちがそこに立っていることを偶然と思うな。偶然は神様の采配である。社会の水も風も、甘くないし厳しいぞ”と相変わらずの伊集院です。

 小説、エッセイなどの連載は随時、再開の予定ですが、入院前よりは少しペースをゆっくりしようと思っています。

 最後に、入院中、多くの方々からお見舞い、メッセージを頂きありがたく思い、勇気づけられました。お礼と感謝の意を文面にて失礼とは思いますが、重ねてお礼申し上げます。入院中、静かに見守ってくださったこと、感謝しております。

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