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松本穂香、玉木宏&高橋一生の妹役 復讐劇『竜の道』ヒロイン

 女優の松本穂香が、4月14日スタートのカンテレ・フジテレビ系連続ドラマ『竜の道 二つの顔の復讐者』(毎週火曜 後9:00)にヒロイン役で出演が決定した。父母を自殺に追いやった運送会社社長への復讐を誓った双子の兄弟を描いたサスペンス作品で、主人公となる復讐のために心を捨て顔も名前も変え、裏社会に身を投じた兄・竜一(玉木宏)と、運送会社を監督する国土交通省のエリート官僚として権力を掌握していく弟・竜二(高橋一生)の血のつながらない妹・吉江美佐を演じる。

4月14日スタートのカンテレ・フジテレビ系の新ドラマ『竜の道 二つの顔の復讐者』に出演する松本穂香 (C)カンテレ

4月14日スタートのカンテレ・フジテレビ系の新ドラマ『竜の道 二つの顔の復讐者』に出演する松本穂香 (C)カンテレ

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 美佐は、竜一と竜二が養子として引き取られた吉江家に誕生。両親が自殺した5歳当時の記憶は残っておらず、事故死と教えられてきた。その後は二人の兄と共にささやかに暮らしてきたが、美佐が12歳のときに双子の復讐計画が始動。美佐は竜一が亡くなったものと思い込んでおり、整形して別人になり替わったことは知らない。再び家族を失った悲しみを抱えることになった美佐は、国土交通省の官僚となった竜二のサポートを受けながら大学へ進学し、卒業後は小学校教師の道に進み、幼い頃、竜一に教えられた通り、逆境に負けない強い女性へと成長していく。

 残されたもう一人の兄・竜二とは、血のつながりがないと分かってからも兄妹としての関係を続けてきたが、竜二の方は成長した美佐に、いつしか妹以上の感情を抱くように。また、竜一は、美佐にとっては「過去に死んだ兄」であるため、決して名乗り出られない切なさとジレンマを抱えていくこととなる。

 そんななか、美佐は、徐々に竜二が自分に隠し事をしていることに気づき、自分たち家族の過去を調べ始める。竜一と竜二にとっては、唯一の守るべき存在である美佐の行動が、皮肉にも復讐計画のみならず、双子の絆をも狂わせる事態に発展していく。激しい復讐心の裏にある、三兄妹の強い絆は、物語にどう波乱を起こすのか…。

 “三兄妹”を演じる玉木、高橋について松本は「玉木さんも高橋さんもたくさんの作品を見させていただいて、その役の印象が強く残っています。とにかくお二人とも役への入り込み方がすごいという印象があります。私としては、余計なことは考えず、ただ妹として竜一と竜二のことを、兄として愛することで美佐という役を作っていけたらと思っています」と演じる上での心構えを語る。

 これまでもさまざまな役柄を演じてきたが「毎回、ちょっとずつでも成長できたらいいなという気持ちでやっているので、この作品でも挑戦していきたいなと思います。こういう復讐モノの作品に出演するのは初めてなので、この美佐を私にとっても、見てくださる方々にとっても忘れられない役にしたいです」と奮起している。

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