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神尾楓珠、“ふじゅりく”の仲良しの秘けつは「適度に興味がない」!?

■『鈍色の箱の中で』キャストインタビュー(3)

 テレビ朝日の連続ドラマ『鈍色の箱の中で』(毎週土曜 後3:00〜3:30)に真田利津役で出演中の神尾楓珠(21)。役づくりで初めて金髪にしたそうで、「自分でも気に入ってます。ファンからも『一生金髪でいてほしい』って意見もあって(笑)。金髪派と黒髪派が今、半々くらいの感じです」。

テレビ朝日の360°ドラマ『鈍色の箱の中で』真田利津役の神尾楓珠 (C)ORICON NewS inc.

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 神尾が演じる利津は、幼少時、ある事情から女装をさせられていたが、明るく接してくれた美羽のことが好きになる。一方で、美羽が好きなのは基秋(萩原利久)であることにも気づいているため、やり場のない自分の気持ちにイライラし、最近は幼なじみ4人と距離を置くようになっていた、ちょっと屈折したキャラクター。

 「原作漫画の利津はものすごい美少年。配役を聞いた時、正直、僕じゃ『無理じゃない?』って思いました。そこは少し大目に見てもらって(笑)。すごく複雑な感情をもっているキャラクターだったので、これまでの作品を振り返っても一、二を争うくらい演じていて楽しくもありました。利津ほどこじらせてはいなかったですけど、幼なじみの馴れ合いの関係をうっとうしく感じて斜に構えている感じや、うまく甘えることができないところは、高校生の頃の自分を見ているようでした(笑)」

 同ドラマで共演する萩原とは、昨年1月期のドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ)に続いての共演。「『3A』の後、『いずれまた共演できるといいね』と話していたんですけど、まさかキスシーンがあるとは思っていなかったので、びっくりしました(笑)。『本番で笑っちゃいそうだね』って二人で話していたんですけど、本番ではお互い集中することができました。オンエアを楽しみにしていてほしいです」。

 「ふじゅりく」でファンに通じるほど、萩原とはプライベートでも仲良し。「共通の趣味もあまりないし、利久は僕の話にたぶん興味ないと思うんです。それは僕も同じで、お互い適度に興味がない(笑)。だから話しやすいというか。だから話せるというか。一緒にいて居心地がいいんですよね」

 気のおけない間柄の萩原は、同世代の俳優たちの中でも刺激を与えてくれる存在でもある。「利久がほかのドラマで主役をやっているのを観ると、僕も頑張んなきゃなって思います。『鈍色の箱の中』の現場では、間違いなく利久の存在がモチベーションを高めてくれました。ほかの同世代の俳優たちにも負けてられないな、って思います」。

 『鈍色の箱の中で』のほかにも、ドラマ『いいね!光源氏くん』(4月スタート、NHK)、映画『転がるビー玉』(公開中)、映画『裏アカ』(6月12日公開)、映画『私がモテてどうすんだ』(7月10日公開)など、出演作が目白押しの神尾。

 「去年は一年を通して作品作りに携わることができて、今年も継続できるかどうかは僕次第。どの現場でも自分の最大限を出せるように、芝居がうまくなりたいと思います。引き出しを増やして、いろんな役に挑戦していきたいです」

■『鈍色の箱の中で』
テレビ朝日で地上波放送(毎週土曜 深3:00)後、ビデオパスで見放題独占配信。地上波放送終了後から、「テレ朝動画」「TVer」でも見逃し配信中。

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