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安達祐実、10年ぶり地上波連ドラ主演 芸歴36年目にして初の本人役

 今年デビュー36周年を迎える女優・安達祐実が、10年ぶりに地上波の連続ドラマで主演を務めることが発表された。テレビ東京のドラマ25『捨ててよ、安達さん。』(4月17日スタート、毎週金曜 深0:52〜)で、最初で最後かもしれない安達祐実役。本作で「子であり母であり妻であり女優である、安達祐実」のリアルとフィクションが入り混じった、「安達さん」の心をひも解く物語。

安達祐実が本人役で主演。テレビ東京・ドラマ25『捨ててよ、安達さん。』4月17日スタート(C)「捨ててよ、安達さん。」製作委員会

安達祐実が本人役で主演。テレビ東京・ドラマ25『捨ててよ、安達さん。』4月17日スタート(C)「捨ててよ、安達さん。」製作委員会

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 安達が地上波連続ドラマの主演を務めるのは、2010年4月期の連続ドラマ『娼婦と淑女』(東海テレビ・フジテレビ系)以来、10年ぶり。1994年『家なき子』(日本テレビ)で、お茶の間の話題をさらってから、数多くのドラマや映画に出演。さらに現在は、2児の母でありながら変わらない若々しさが同年代からも圧倒的な支持を受け、男女問わず幅広い世代に愛されている。

 そんな彼女自身のパーソナリティーを存分に生かし、本人役での主演から「タイトルに名前」を使い、「手書きのタイトル」まで協力を得て成立した本作は、安達が演じる主人公「安達さん」が女性誌の連載企画の依頼を受けたことをきっかけに、自身の代表作がダビングされた “完パケDVD” を始め、さまざまな“捨てられないモノ” を捨てていくストーリー。

 「自分の捨てられないモノが擬人化して現れ、『私のこと、捨ててよ』って言ってきたら面白いかな?というちょっとしたアイデアから、オリジナル作品としてドラマ化が実現しました」(テレビ東京・漆間宏一プロデューサー)。

 各話、眠りについた安達さんの夢の中に謎の少女(川上凛子)と「捨てられないモノ」たちが擬人化して次々に登場し、自分を捨ててほしいとお願いするシュールな世界観を展開。モノを演じるゲストに、臼田あさ美梶原ひかり片桐はいり加藤諒貫地谷しほり北村匠海、早織、じろうシソンヌ)、徳永えり戸塚純貴松本まりかYOU渡辺大知(五十音順)の出演が決まっている。それぞれが何のモノ役を演じるのかは、オンエアまでのお楽しみだ。

 安達は「自分の役を演じるという、なかなか巡り合えない、おそらく最初で最後の機会をいただき、うれしく思っています。物語はフィクションですが、どこが私の素に近く、どこが演じている部分なのか、曖昧(あいまい)な狭間を楽しんでいただけたらと思います。豪華なゲストの方々の個性的なお芝居と、捨てて欲しいと訴えるさまざまなモノたちの独自の主張も愛おしいです。お楽しみに」と、コメントを寄せている。

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