俳優の佐藤浩市と吉岡秀隆が4日、都内で行なわれた映画『Fukushima 50』(3月6日公開)の特別試写会に登壇。本作にかけた思いを、一つひとつ丁寧に言葉を紡いでいった。
東日本大震災により発生した原発事故の現場に残った名もなき作業員たちは、世界のメディアから“Fukushima 50”(フクシマフィフティ)と呼ばれていた。世界中が見守っていた現場で何が起きていたのか。東日本全体へ危機が迫る中、死を覚悟して残った職員たちの知られざる“真実”を描かれる同作。佐藤は原子炉から最も近い中央制御室を指揮する1・2号機当直長の伊崎利夫、渡辺謙が福島第一原発所長だった吉田昌郎さんを演じる。
佐藤は「いつも言うことですが、災害の爪痕を負の遺産のままで終わらせるのか。人間の努力で遺産に変えて、あしたあさってにつなぐバトンに変えるのか。それは我々、人間だけにできることです」と語った。現在では、津波の映像を流すときにはテロップが施されるが「この映画でもそういうシーン、カットが多々あります。10年後、20年後にこういうことがあったと認識してもらうために、忘れてはいけないためにこのシーンが入っています」と未来に残すためのものであることを話した。
撮影で意識したことを聞かれた佐藤は「撮影に携わった僕らも、見ていただくみなさんも、(原発事故の)結果を知っているんです。最悪の事態は免れた。でも、あのとき、あの場所にいた人たちはこれからどうなっていくかわからない。恐怖と責任を背負いながらそこにいたんです。その気持ちをどう表現できるか」と難しかったポイントをあげ「そこにいた人間をこれから日本で生きる人たちに見て、感じてもらいたい」と熱弁した。
吉岡も「世界の渡辺謙さんと、歩く日本映画の佐藤浩市さん。おふたりが先頭を切って、こういう題材をテーマにした映画ができました。見終わった後、必ず何かを感じることができます。それを誰かに伝えていただければ、未来につながる映画になると思っています」と語った。
この日は、若松節朗監督も出席した。
東日本大震災により発生した原発事故の現場に残った名もなき作業員たちは、世界のメディアから“Fukushima 50”(フクシマフィフティ)と呼ばれていた。世界中が見守っていた現場で何が起きていたのか。東日本全体へ危機が迫る中、死を覚悟して残った職員たちの知られざる“真実”を描かれる同作。佐藤は原子炉から最も近い中央制御室を指揮する1・2号機当直長の伊崎利夫、渡辺謙が福島第一原発所長だった吉田昌郎さんを演じる。
撮影で意識したことを聞かれた佐藤は「撮影に携わった僕らも、見ていただくみなさんも、(原発事故の)結果を知っているんです。最悪の事態は免れた。でも、あのとき、あの場所にいた人たちはこれからどうなっていくかわからない。恐怖と責任を背負いながらそこにいたんです。その気持ちをどう表現できるか」と難しかったポイントをあげ「そこにいた人間をこれから日本で生きる人たちに見て、感じてもらいたい」と熱弁した。
吉岡も「世界の渡辺謙さんと、歩く日本映画の佐藤浩市さん。おふたりが先頭を切って、こういう題材をテーマにした映画ができました。見終わった後、必ず何かを感じることができます。それを誰かに伝えていただければ、未来につながる映画になると思っています」と語った。
この日は、若松節朗監督も出席した。
2020/02/04