女優の水川あさみが4日、都内で行なわれたNHK・BSプレミアムドラマ『シューカツ屋』（26日、後10：00〜）の記者発表会に出席。昨年の9月21日に、俳優の窪田正孝と結婚してから初めてのドラマ撮影で、婚活にも励む“就活支援員”を演じた水川は「顔合わせのときに『婚活中の役なのに結婚してすみません』と言わせていただきました」と現場で謝罪してから撮影に臨んだことを明かした。

【写真】その他の写真を見る

　水川は「一応、頭を下げてから現場入りました」といい、共演の橋本じゅんは「あのときすごかったよね。ニュースのトップだったもんね」と祝福の言葉を送った。

　“就活”の経験を聞かれた水川は「デビューが中学生で、そのまま高校から東京に出てきて、この仕事。どこで（女優と）決めたというわけではなかったんですが、みんなと違うことをやっているが楽しかったんです」と、今の仕事に至った経緯を話した。

　続けて「まだまだ勉強することはありますが、これ以上に面白いことができたらそっちに行くかもしれない。飽き性の私が長い間続けられるのは、やっぱりお芝居が離れられない場所なんだと思っています」と芝居の魅力についても語った。

　同ドラマは、大学の経理課から就活支援室に移動した美野里（水川）が、型破りな就活支援に打ち込む奮闘記を描いたもの。それまでは、婚活に励んでいた美野里だったが、「シューカツ屋」こと室長・叶野（橋本）に背中を押され、学生たちの応援にのめり込んでいく。モデルは、全国の国立大学で12年連続で就職率1位を獲得している福井大学のキャリア支援室。

　大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』での撮影でも福井県と関わりがあった水川は「2週間滞在したんですけど、人も優しくてフレンドリー。すてきな場所だと思いながら撮影できましたし、キャスト同士も仲良く、案を出し合いながら撮影しました」と完成に胸を張った。