俳優の綾野剛(37)が、中山七里氏のクライム・サスペンス小説『ドクター・デスの遺産』の実写映画で主演を務めることが発表された。敏腕刑事・犬養隼人を演じる綾野とバディを組む冷静沈着な女性刑事には北川景子(33)。2人は2度目の共演で初のバディとなり、綾野は「本当に頼もしく、常にぶれない芯の強さと清らかさがあります」と北川に感謝を伝えている。メガホンをとるのは『神様のカルテ』シリーズなどで知られる深川栄洋監督。公開は11月予定。 中山氏はデビュー作の『さよならドビュッシー』で「このミステリーがすごい!」大賞を受賞。本作の物語は、終末期の患者ばかりを襲う連続不審死事件が発生し、犬養(綾野)と高千穂(北川)が捜査に乗り出す。すると、依頼を受けて患者を安楽死させるドクター・デスと呼ばれる医者にたどり着くと、犬養の一人娘・沙耶香が安楽死の依頼をしてしまう。ドクター・デスの目的と正体を追う、2人の刑事の挑戦が描かれる。
2020/01/27