俳優の新田真剣佑、北村匠海が25日、都内で行われた映画『サヨナラまでの30分』公開記念舞台あいさつに登壇した。

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　互いを見つめ合って話すなど、終始仲の良さをうかがわせる2人。トーク中、新田にずっと見つめられていた北村が「どうした？」と声を掛けると、「匠海ってすごいキレイな顔してるんだね」とうっとりした表情を浮かべた新田。そのやりとりに観客からは黄色い歓声が上がり、北村も照れ笑いを浮かべた。

　劇中では役の設定上、北村以外のキャストとのセリフのやりとりがなかったという新田は「掛け合いのシーンの時にみんなに茶々を入れることしかできなかった」と苦労話を告白。「だから寂しかった、け…です」と最後にかんでしまい、「朝だしね…」と北村にフォローされ、はにかんでいた。

　イベントでは、肉づくし弁当を賭けたゲーム対決も行われた。「万歩計チャレンジ」では、必死に万歩計を振る北村の姿に新田が爆笑し、しゃがみ込む一幕も。それでも笑いが止まらない新田に「やれよっ!!」とツッコミを入れる様子に、観客からも笑いが起き、大いに会場を盛り上げた。

　それでも最後には「一から僕たちが作った映画をいろんな方に観ていただけることがすごく幸せな気分です。より多くの方に、この熱い青春映画を届けたいです」と、しっかりとあいさつを決め、会場からは拍手が送られていた。　

　同作は完全オリジナルの青春音楽ラブストーリー。1年前に死んだバンドミュージシャン・アキ（新田）が遺したカセットテープを拾った大学生の颯太（北村）。それは、再生される30分間だけ、颯太の中身がアキになるふたりをつなぐもの。颯太の体を借りたアキは、恋人のカナ（久保田紗友）やバンド仲間に会いに行き、アキと颯太の歌が彼女に届くとき、3人の世界が大きく変わっていく。

　イベントにそのほか、久保田、葉山奨之、上杉柊平、清原翔、萩原健太郎監督も登壇した。

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