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瀧内公美、映画『裏アカ』で主演 相手役は神尾楓珠

 女優・瀧内公美が映画『裏アカ』(6月12日公開)で主演を務めることが23日、わかった。思い描いていたものとは違う毎日に行き場のない気持ちを抱え、ふとしたきっかけでSNSの裏アカウントにハマっていく女性をリアルに演じ、相手役となる“年下の男”を神尾楓珠が務める。

映画『裏アカ』に主演する瀧内公美と相手役の神尾楓珠(右)

映画『裏アカ』に主演する瀧内公美と相手役の神尾楓珠(右)

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 『TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2015』準グランプリ作を実写化した同映画は、木村大作降旗康男原田眞人成島出ら日本を代表する名監督の下で助監督を務めてきた加藤卓哉の監督デビュー作。「SNSの裏アカウント」を通して出会う男女の姿から、現代に生きる者が抱える葛藤や欲望、そして性への衝動を赤裸々に描き、センセーショナルな人間ドラマを展開していく。

 主役に抜てきされた瀧内は「主人公・伊藤真知子の孤独と満たされない日常に、ひとりの女性として、脚本を初めて読ませてもらった時から共感していました」と心境を明かしつつ「真知子と同じように“これでいいのだろうか”と悩みながら、光を追い求めるかのように、必死に駆け抜けた日々でした」と撮影時を回顧。

 共演する神尾も「この役を演じて、僕が演じたような人物が実際にいるかもしれないということだったり、映画の中に出てくる事柄がもしかしたら身近で起こってるかもしれないということをSNSが発達した現代だからこそ感じました」と語りながら「刺激的なシーンも多々ありますが、ぜひ劇場へ足を運んでいただけるとうれしいです」とアピールしている。

 瀧内らのほか、真知子が働くアパレルショップのバイヤー・佐伯崇を市川知宏、年下のカリスマ店員・新堂さやかをSUMIRE、社長の北村圭吾田中要次が演じる。真知子が訪れる大衆食堂「ふじ食堂」のシーンでは、神戸浩、松浦祐也、仁科貴ふせえりらがそろって出演している。

■以下、キャストのコメント
瀧内公美
「加藤監督の初監督作品に参加することができ、無事公開されることをとてもうれしく思います。『裏アカ』は、監督はじめスタッフの方々と、どんな形にしていきたいかを共有し、何度も話し合いを重ねて撮影に挑んだ、私にとって思い入れのある作品です。

主人公・伊藤真知子の孤独と満たされない日常に、ひとりの女性として、脚本を初めて読ませてもらった時から共感していました。撮影中も、真知子と同じように“これでいいのだろうか”と悩みながら、光を追い求めるかのように、必死に駆け抜けた日々でした。もがきながら、一生懸命生きている女性の姿をぜひ劇場でご覧ください」

神尾楓珠
「今回、原島とゆーとを演じさせていただきました。自分の中でもすごく挑戦的な役柄とストーリーだったので、どう演じるべきか苦労しましたが、加藤監督のこの作品で挑戦できたことをうれしく思います。

この役を演じて、僕が演じたような人物が実際にいるかもしれないということだったり、映画の中に出てくる事柄がもしかしたら身近で起こってるかもしれないということをSNSが発達した現代だからこそ感じました。刺激的なシーンも多々ありますが、ぜひ劇場へ足を運んでいただけるとうれしいです」

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