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貫地谷しほり、クレーマー患者に悩む医師役でドラマ主演

 女優の貫地谷しほりが、NHKドラマ10『ディア・ペイシェント〜絆のカルテ〜』(4月17日スタート、毎週金曜 後10:00〜10:44、連続10回)に主演することが発表された。同ドラマで、“モンスター・ペイシェント”に付きまとわれる女性医師を演じる。

NHKドラマ10枠の新作ドラマ『ディア・ペイシェント〜絆のカルテ〜』(4月17日スタート)で主演を務める貫地谷しほり

NHKドラマ10枠の新作ドラマ『ディア・ペイシェント〜絆のカルテ〜』(4月17日スタート)で主演を務める貫地谷しほり

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 内科医でもある小説家・南杏子氏の『ディア・ペイシェント』(幻冬舎)が原作。昨今増え続けるクレーマー患者たちに悩む女性医師が、先輩医師や同僚とともに、患者たちと真摯に向き合い寄り添おうと努力する中で、人と人との絆を見つけ出してゆく物語。現代日本の医療界の現実を抉(えぐ)りながら、医師たちの成長と挫折、喜びと悲しみを綴(つづ)る感涙のハートフルドラマを、時にサスペンスを交えて描く。

 病院を「サービス業」と捉え、「患者様プライオリティー」を唱える佐々井記念病院が舞台。そこで働く医師たちは、さまざまな問題を抱えていた。一人は、執ように嫌がらせを繰り返す“モンスター・ペイシェント”に付きまとわれる若き女性医師。一人は、明るい性格で患者からも好かれているが、大きな医療訴訟を抱え悩む先輩女医。一人は、患者とは一定の距離を置きながらも、にん傷沙汰に巻き込まれてしまう同僚医師。果たして、彼女らは、希望を見いだせるのか?

 主人公・真野千晶役の貫地谷のほか、信頼のおける先輩女医・浜口陽子役に内田有紀、“最凶のモンスター・ペイシェント”座間敦司役で田中哲司が出演する。

 貫地谷は「モンスターペイシェント、患者“様”…医師とはどうあるべきか、生きていくとはどういうことなのか、さまざまな思いが駆け巡ります。今回、絶大なる信頼を置いている西谷真一監督をはじめ、脚本の荒井修子さん、そして素晴らしいキャストとスタッフの皆さん、面白いドラマにならないわけがありません。厳しい現実がありながらも温かいドラマですので、ぜひ楽しみにしていてください!」と、コメントを寄せている。

 西谷監督は、貫地谷が出演した『吉原裏同心』(2014年)のほか、連続テレビ小説『あさが来た』(16年)や、昨年放送された『サギデカ』などを担当。脚本の
荒井氏は貫地谷が主演した『長崎発地域ドラマ かんざらしに恋して』の脚本を手掛けている。

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