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賀来賢人、女性に翻弄される“どうしようもない男”役 『死にたい夜にかぎって』ドラマ化

 俳優の賀来賢人が2月23日からMBS・TBS系ドラマイズムで放送される『死にたい夜にかぎって』(MBS・毎週日曜 深0:50、TBS・毎週火曜 深1:25)に主演することがわかった。

ドラマ『死にたい夜にかぎって』で主演を務める賀来賢人 (C)2020「死にたい夜にかぎって」製作委員会・MBS  (C)爪切男/扶桑社

ドラマ『死にたい夜にかぎって』で主演を務める賀来賢人 (C)2020「死にたい夜にかぎって」製作委員会・MBS (C)爪切男/扶桑社

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 原作は、Webサイト『日刊SPA!』で高いPVを誇る連載エッセイから恋愛エピソードを中心に再構築した爪切男(つめ・きりお)氏による同名小説で、著者のまさかな実体験エピソード。賀来が演じるのは、幼くして母に捨てられた男・小野浩史(おの・ひろし)。彼がさまざまな女たちとの出会いを通じ、ときにぶつかり合い、たまに逃げたりしながら、少しずつ笑顔を取り戻していくという、もの悲しくもユーモアあふれる物語だ。

 初恋の相手は自転車泥棒、初体験の相手は車椅子の女性。そして浩史が人生で一番愛した女性・アスカは、変態に唾を売って生計を立てていた。そんなどうしようもない男が、人生最愛女性アスカと過ごした6年間を中心に、過激な女性たちに振り回された、ろくでもない半生が描かれていく。変幻自在な演技を魅せる賀来が、本作では過激で魅惑的な女性たちに振り回される、最高にどうしようもない男という異色の役柄に挑む。

 監督はドラマ『アンナチュラル』、『毒島ゆりこのせきらら日記』、『リバース』(TBS)などを演出した、村尾嘉昭(むらお・よしあき)氏。ドラマ『Nのために』(TBS)で賀来と培った信頼関係があり、本作をドラマ化する際、「この物語の主人公を想像した時、多彩な表情と特に笑顔がとても素敵な賀来賢人さん以外にはあり得ませんでした」と、熱い思いで監督直々にオファー。その熱い想いに賀来賢人本人が賛同し、出演が決まった。脚本は『俺のスカート、どこ行った?』(NTV)や舞台界でも名を馳せる、若き奇才・加藤拓也氏が執筆する。

 賀来も「20の時に、若造の私をよく叱ってくれた、当時助監督だった村尾監督。かれこれ10年のお付き合いとなります。お互い大人になり、やっと一緒に作品を作る機会を頂きました。そこに、最高に切なくて笑える、爪切男さんの実体験を基にした作品。脚本には、才能が溢れすぎている加藤拓也さん。良い予感しかしません。スタッフ、キャスト全員で皆様に良い作品を届けられるよう頑張ります」と心強い布陣に気合を入れている。

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