俳優の古舘寛治と滝藤賢一がダブル主演を務める、1月期のテレビ東京系ドラマ24『コタキ兄弟と四苦八苦』（1月10日スタート、毎週金曜　深0：12※テレビ大阪のみ、翌週月曜　深0：12）に、脚本家・俳優・ミュージシャンなどマルチに活動する宮藤官九郎がレギュラー出演することが明らかになった。同局のドラマは初出演となる。

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　宮藤といえば、自身が脚本を手掛けた大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』（NHK）での最終回出演が話題になったばかり。今作では、古舘＆滝藤が演じるコタキ兄弟が「レンタルおやじ」を始めることになるきっかけでもあり、「レンタルおやじ」の代表を務めるキーマンとなるムラタ役を演じる。

　同ドラマは、『逃げるは恥だが役に立つ』や『アンナチュラル』（ともにTBS）などの脚本家・野木亜紀子氏のオリジナル作品で、映画監督の山下敦弘氏が全話の演出を担当。ヒロインとして女優の芳根京子、滝藤演じる弟・二路の妻・有花役で中村優子が出演する。

　宮藤は「しばらくサボっていた俳優業を、こんな素敵な作品の、素敵な現場で再開できて嬉しかったです。ムラタという役は非常に掴みどころの無い男でしたが、野木さんの言葉と山下監督の眼を信じて、意地でも質問しないぞという姿勢で臨みました。結果、手応えこそないですが、とても楽しかったです。なにより、古舘さん、滝藤さん、芳根さんのお芝居を間近で見れたのが最高にうれしかったです。3人ともかわいかった。『コタキ兄弟と四苦八苦』というドラマ自体がかわいげでできています。お楽しみに。宮藤でした」と、コメントを寄せている。

　また、レンタルおやじの依頼主やライバルなどのゲストとして、市川実日子、門脇麦、川島鈴遥、岸井ゆきの、小林薫、望月歩、吉沢悠（※五十音順）の出演が決定。レンタルおやじを通して、人間が普遍的に向き合う苦しみや悩みの“四苦八苦”を描き出していく。