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石原さとみ、「舞台をやりたい」 主演作品『アジアの女』テレビ放送

 女優の石原さとみが主演し、9月に上映された舞台『アジアの女』が、WOWOWで14日(後6:30)に放送される。放送に向けた取材で石原は「これから自分の人生の目標を立てていく中で、舞台というものを中心に考えてきたいと思いました」と、観客の前、舞台の上で演じることに改めて魅了されたことを語っている。

石原さとみが主演した舞台『アジアの女』12月14日、WOWOWライブで放送

石原さとみが主演した舞台『アジアの女』12月14日、WOWOWライブで放送

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 同舞台は、2006年に劇作・演出家の長塚圭史が書き下ろした戯曲を、シェイクスピア作品などの演出も手掛けてきた俳優の吉田鋼太郎が演出し、石原主演で再演されたもの。

 石原の舞台出演は、18年の『密やかな結晶』に続くもので、共演は、長塚作品の常連で舞台だけではなく、映像作品にも活躍の場を広げている山内圭哉や、個性的な演技で高い評価を得ている若手俳優の矢本悠馬、小劇場を中心に確かな演技で活躍する水口早香。そして、演出を兼ねた吉田が石原と初共演を果たした。

――――最初にこの公演の話を聞いて思ったことは?

【石原さとみ】脚本を読んでみて、“誰が演じて誰が演出するかによって全く違うものになりそう”と感じました。この本がどう立ち上がるのか、全然想像がつかなくて。伸びしろというか、これだけ余白がある本に挑戦できると思うと、すごくうれしかったです。

 答えがない作品もすごく好きで、考えさせられるというか。このせりふをどう言うのか、どういう思いを持っているのか、答えを定めずに稽古で作り上げていく。そこには自分の哲学だったり、指針だったり、人生観だったりが反映される、そういうことが求められるものってなかなかなないなあと思って、すごくワクワクしました。簡単ではないからこそ鍛えられると思います。

――――石原さんにとって舞台に出ることとはどのようなことですか?

【石原】今回改めて、私は本当に舞台をやりたいんだって、すごく好きになりましたね。今までもちろん好きだったんですけど、やっぱり難しいというか、つらいなと思う部分だったりとか、大変だなと思うことだったりとか、ちょっとストレスを感じる部分だったりというのはありました。

 それを乗り越えていく中で成長というものがあるので、(そういう部分が)なきゃいけないとは思うんですけど、今回の舞台は、脚本を読んでから、稽古が始まって、今に至るまでストレスを感じる瞬間なんて1ミリもなかったんです。楽しくない時間なんて、1分も1秒もなくて、こんなに楽しい時間を過ごせるなんて、なんて自分は幸せなんだろうって。稽古やっていても、本番毎日やっていても、日々更新されるぐらい楽しいです。それを今の年齢で感じられるって、すごい幸せだなと思っています。これから自分の人生の目標を立てていく中で、舞台というものを中心に考えてきたいと思いました。

■関連番組
舞台「密やかな結晶」石原さとみ×村上虹郎×鈴木浩介
WOWOWライブ:12月13日 後7:00 
原作:小川洋子
脚本・演出:鄭義信

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