俳優の田中圭が10日、都内で行われた主演映画『mellow(メロウ)』完成披露舞台あいさつに登壇。同作で、独身、彼女なし、好きな花の仕事をして穏やかに暮らす花屋の店主を演じている田中だが、自身の母親の死をきっかけに“花”について考えをめぐらせるようになったと明かした。
今泉力哉監督が「初めて聞いたんですけど、このお話がいって(田中が)台本を読んだ、その前の年にお母さんが亡くなられたということで…」と切り出すと、田中が「母が亡くなってから(仏壇に)供える時に、初めて花束とかを自分で選んだりとか、誰かを思いながら花を作るというのを体感して…」と回顧。「お花に興味を持ちはじめてすぐ(のオファー)だったので『おっ』というのがあったのかもしれないですけど」と数奇な縁を語った。
同映画は、今年公開された『愛がなんだ』や『アイネクライネナハトムジーク』など多くの恋愛映画を手がけている今泉監督のオリジナルストーリー。街で一番オシャレな花屋と廃業寸前のラーメン屋を舞台に“不器用な片想いたち”が描かれる。
田中は同作の完成について「メロウな気持ちですよ(笑)。メロウの完成披露で、メロウのみんなと、メロウの…メロウなお花と、メロウなみなさんと、メロウな記者のみなさんたちと…」とタイトルを連発。ところが、その後に共演者たちが作品の魅力を丁寧に語っている様子を見て「めっちゃいいこと言うね。反省しました」と自虐を交えて笑わせた。
その上で、作品の魅力を「僕が一番思ったことは、誰かに興味を持つことってすごく大事だなと。興味を持たない限り、その人は他人なんですよね。その人のことを考えたり、その人のためにっていう。こういう映画がたくさんの人に愛されて、みんながみんな、興味を持てる人が増えて、今よりも他人っていう感覚がなくなればいいな」と熱く訴えていた。
舞台あいさつにはそのほか、岡崎紗絵、志田彩良、松木エレナも登壇。同作は、来年1月17日に公開される。
今泉力哉監督が「初めて聞いたんですけど、このお話がいって(田中が)台本を読んだ、その前の年にお母さんが亡くなられたということで…」と切り出すと、田中が「母が亡くなってから(仏壇に)供える時に、初めて花束とかを自分で選んだりとか、誰かを思いながら花を作るというのを体感して…」と回顧。「お花に興味を持ちはじめてすぐ(のオファー)だったので『おっ』というのがあったのかもしれないですけど」と数奇な縁を語った。
同映画は、今年公開された『愛がなんだ』や『アイネクライネナハトムジーク』など多くの恋愛映画を手がけている今泉監督のオリジナルストーリー。街で一番オシャレな花屋と廃業寸前のラーメン屋を舞台に“不器用な片想いたち”が描かれる。
田中は同作の完成について「メロウな気持ちですよ(笑)。メロウの完成披露で、メロウのみんなと、メロウの…メロウなお花と、メロウなみなさんと、メロウな記者のみなさんたちと…」とタイトルを連発。ところが、その後に共演者たちが作品の魅力を丁寧に語っている様子を見て「めっちゃいいこと言うね。反省しました」と自虐を交えて笑わせた。
その上で、作品の魅力を「僕が一番思ったことは、誰かに興味を持つことってすごく大事だなと。興味を持たない限り、その人は他人なんですよね。その人のことを考えたり、その人のためにっていう。こういう映画がたくさんの人に愛されて、みんながみんな、興味を持てる人が増えて、今よりも他人っていう感覚がなくなればいいな」と熱く訴えていた。
舞台あいさつにはそのほか、岡崎紗絵、志田彩良、松木エレナも登壇。同作は、来年1月17日に公開される。
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2019/12/10