2000年の初演以来上演1400回を誇るミュージカル『エリザベート』の東宝版20周年記念製作発表会見が12日、都内で開催された。節目の年にエリザベートを担当するのは女優の花總まりと愛希れいかのWキャスト。エリザベートを愛するトート役は、井上芳雄、古川雄大に加え、今回初めてトートに挑戦する山崎育三郎のトリプルキャストとなることが発表になった。 同ミュージカルは、自由を愛し、類なき美貌を誇ったハプスブルク帝国が舞台。最後の皇后エリザベートと、彼女を愛した黄泉の帝王“トート=死”をメインに物語が展開される。トートはエリザベートが少女のころから彼女の愛を求め続け、彼女もいつしかその愛を意識するようになる。しかし、その禁じられた愛を受け入れることは、自らの死を意味することに――。
2019/11/12