NHKで放送中の連続テレビ小説『スカーレット』(月〜土 前8:00 総合ほか)。幼少期のころからヒロイン・川原喜美子(川島夕空/戸田恵梨香)に影響を与えた謎の旅人・草間宗一郎役で出演する佐藤隆太は連続テレビ小説初出演。
草間は、常治が、ふとしたことから信楽に連れてきて、川原家に居候していた男性。戦時中は満州で働いていた。日本で空襲にあって行方不明になった妻を、ずっと探している。幼い喜美子に温かく、かつ真摯(しんし)に接してくれた。実は柔道の心得があり、喜美子ら信楽の子ども たちはみんな教わることに。信楽を去ってのちも、折にふれて喜美子の前に現れ、新たな道を選ぶきっかけとなる。
――出演が決まったときのお気持ちは?
【佐藤】出演のお話をいただいたときは純粋にうれしかったです。現場に入って
皆さんと撮影している時間がとても 楽しい時間になっているので、あらためて作品に参加できてよかったなと思っています。実は、若い頃に“朝ドラ”のオーディションは、何度も受け続けていたことがあります。もしかしたら縁がないのかなと思っていたら、こうやってご縁をいただいたので、「このタイミングで参加できるんだ。ありがたいな」と思います。
――役柄についての印象は?
【佐藤】草間は、心のどこかに傷のようなものを抱えていて、過去につらい思いもしてきている人なので、そういう自分の経験があるからこそ、きっと、ヒロインの 喜美ちゃんを含め、出会った人に対しても思いやることができるし、つらさや痛みをわかってあげられる人物なのかなと思います。喜美ちゃんにとっても、草間との出会いや再会がなにかいい刺激になればいいなと思っています。物語の序盤では喜美ちゃんに、そして、川原家のみなさんに救ってもらって立ち直っていきます。手を差し伸べてもらった分、これから先、川原家や喜美ちゃんに対して、自分ができることをして恩返ししていきたいと思っているのでしょうね。ただ、ずっと川原家にいるわけではないんですよね。謎の旅人なので(笑)。旅立っては、また戻ってきます。その戻ってきたときに月日が流れていて、お互いに前よりも成長できていたり、これまでとは違った出会い方をしていくようなので、それが楽しみです。
現代のドラマだと「謎の旅人」という設定など、なかなかありませんよね。ちょっと懐かしさも感じる肩書きというか、演じ甲斐があります。できれば「この人なにを考えてるんだろうな」と視聴者の人に考えてもらえるようなたたずまいができればと思うのですが、僕自身の「素」がすごくわかりやすい人間で、すぐ顔に出るタイプなので(笑)。そういった意味でも、草間のようなタイプの役を演じることは自分にとって新鮮です。初めて参加させていただく“朝ドラ”で、新しい挑戦ができていると思うと、 とてもうれしいです。
ーー収録に参加して、現場の印象は?
【佐藤】戸田さんが演じる喜美子が、すごくしっくりきます。戸田さんと初めて会ったころ、彼女はまだ10代だったと思います。当時からちゃんと芯を持っていて、今回の喜美ちゃんにシンクロします。明るくて一緒にお芝居をしていて気持ちのいい方なので、お陰様で現場に行くのが楽しいです。
ーー視聴者へのメッセージをお願いします。
【佐藤】初出演ですので“朝ドラ”の台本を読んだのが初めてだったんですが、読んだとき、本当に気持ちのいい時間だったんです。『スカーレット』は本当に気持ちよく一日をスタートさせることができる作品になっていると思います。皆さんのちょっとした活力になるような作品になってくれたらいいなと思います。そして草間は、いつ現れるかわからないキャラクターなので見逃さずに見てほしいですね。「ちょっと見忘れたんだけど、今日の回に、草間さん出ちゃったの?」みたいにならないように(笑)。しばらくいない時期があったとしても、気長に待っていていただきたいし、また迎え入れてほしいです。
草間は、常治が、ふとしたことから信楽に連れてきて、川原家に居候していた男性。戦時中は満州で働いていた。日本で空襲にあって行方不明になった妻を、ずっと探している。幼い喜美子に温かく、かつ真摯(しんし)に接してくれた。実は柔道の心得があり、喜美子ら信楽の子ども たちはみんな教わることに。信楽を去ってのちも、折にふれて喜美子の前に現れ、新たな道を選ぶきっかけとなる。
――出演が決まったときのお気持ちは?
【佐藤】出演のお話をいただいたときは純粋にうれしかったです。現場に入って
皆さんと撮影している時間がとても 楽しい時間になっているので、あらためて作品に参加できてよかったなと思っています。実は、若い頃に“朝ドラ”のオーディションは、何度も受け続けていたことがあります。もしかしたら縁がないのかなと思っていたら、こうやってご縁をいただいたので、「このタイミングで参加できるんだ。ありがたいな」と思います。
――役柄についての印象は?
【佐藤】草間は、心のどこかに傷のようなものを抱えていて、過去につらい思いもしてきている人なので、そういう自分の経験があるからこそ、きっと、ヒロインの 喜美ちゃんを含め、出会った人に対しても思いやることができるし、つらさや痛みをわかってあげられる人物なのかなと思います。喜美ちゃんにとっても、草間との出会いや再会がなにかいい刺激になればいいなと思っています。物語の序盤では喜美ちゃんに、そして、川原家のみなさんに救ってもらって立ち直っていきます。手を差し伸べてもらった分、これから先、川原家や喜美ちゃんに対して、自分ができることをして恩返ししていきたいと思っているのでしょうね。ただ、ずっと川原家にいるわけではないんですよね。謎の旅人なので(笑)。旅立っては、また戻ってきます。その戻ってきたときに月日が流れていて、お互いに前よりも成長できていたり、これまでとは違った出会い方をしていくようなので、それが楽しみです。
現代のドラマだと「謎の旅人」という設定など、なかなかありませんよね。ちょっと懐かしさも感じる肩書きというか、演じ甲斐があります。できれば「この人なにを考えてるんだろうな」と視聴者の人に考えてもらえるようなたたずまいができればと思うのですが、僕自身の「素」がすごくわかりやすい人間で、すぐ顔に出るタイプなので(笑)。そういった意味でも、草間のようなタイプの役を演じることは自分にとって新鮮です。初めて参加させていただく“朝ドラ”で、新しい挑戦ができていると思うと、 とてもうれしいです。
ーー収録に参加して、現場の印象は?
【佐藤】戸田さんが演じる喜美子が、すごくしっくりきます。戸田さんと初めて会ったころ、彼女はまだ10代だったと思います。当時からちゃんと芯を持っていて、今回の喜美ちゃんにシンクロします。明るくて一緒にお芝居をしていて気持ちのいい方なので、お陰様で現場に行くのが楽しいです。
ーー視聴者へのメッセージをお願いします。
【佐藤】初出演ですので“朝ドラ”の台本を読んだのが初めてだったんですが、読んだとき、本当に気持ちのいい時間だったんです。『スカーレット』は本当に気持ちよく一日をスタートさせることができる作品になっていると思います。皆さんのちょっとした活力になるような作品になってくれたらいいなと思います。そして草間は、いつ現れるかわからないキャラクターなので見逃さずに見てほしいですね。「ちょっと見忘れたんだけど、今日の回に、草間さん出ちゃったの?」みたいにならないように(笑)。しばらくいない時期があったとしても、気長に待っていていただきたいし、また迎え入れてほしいです。
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2019/11/01