• ORICON MUSIC(オリコンミュージック)
  • ドラマ&映画(by オリコンニュース)
  • アニメ&ゲーム(by オリコンニュース)
  • eltha(エルザ by オリコンニュース)
ORICON NEWS

石橋貴明、恋愛観の変化語る「ゲームになってる」 25年ぶりに令和で復活『ねるとん』で実感

 とんねるず石橋貴明(57)が出演するインターネットテレビ局・AbemaTVの特別番組『石橋貴明プレミアム第4弾 恋する沖縄48時間ムーンビーチでタカさんチェック!』が11月9日に放送される。番組の内容は『ねるとん紅鯨団』を彷彿とさせるものになり、まさに令和で『ねるとん』復活と言える仕上がりとなった。ORICON NEWSでは石橋にインタビューを行い、昭和から平成、そして令和まで若者の恋愛事情を見つめ、感じたことを語ってもらった。

昭和、平成、令和での恋愛観の変遷を語った石橋貴明 (C)ORICON NewS inc.

昭和、平成、令和での恋愛観の変遷を語った石橋貴明 (C)ORICON NewS inc.

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


■キューピッドとして一時代を築くも「まだ恋愛に悩んでいる若者がいるのか」

 『タカさんチェック!』は初対面の男女が親交を深めながら運命の相手を見つけていく恋愛バラエティー。舞台は沖縄・恩納村のリゾートエリアにある、美しい自然に囲まれたムーンビーチ。集まったのは、沖縄の有名銘菓の息子や、お寺の息子、タコライス店の店長など、個性豊かな沖縄在住の男性10人と、沖縄に住みたいと願う美女6人。運命の相手を見つけるために、進行役の石橋の指示のもと、16人の男女は水着に着替えて海で遊んだり、バーベキューを通じてお互いを知っていく。

 快晴の沖縄で撮影が行われ、石橋は「沖縄らしい画が撮れた」と自信を見せる。番組は“2ショットタイム”や“タカさんチェック!”など『ねるとん』方式を採用。最初に男子が女子と対面する際は、はるか彼方にいるなど、懐かしい演出も。石橋は「女の子がちょっと遠くにいる。好きなんだよ、あれが」と笑顔で振り返り「それをドローンで撮れるのは素晴らしい。映像美は昔とは訳が違う」と、ただ昔の番組をリバイバルするだけでない要素もあるという。

 『ねるとん紅鯨団』は87年から約7年間放送された、初対面の男女が運命を探し求める革新的だった恋愛バラエティー番組。オーディションを受けるために長蛇の列ができるほどの人気だった。「いい番組でねぇ。どこに行っても大人気だった」と振り返る。番組では数え切れないほどのカップルを成立させただけに、令和になっても「まだ、こんなに恋愛に悩んでいる若者がいるのか、と」とキューピッドとしての仕事が残っていることに苦笑いを浮かべる。

■恋愛リアリティショー全盛に思うこと「みんな、色恋好きなんだね」

 昭和に始まった同番組は平成を通じて成熟。そして令和で復活した。当時と若者の恋愛観の変化を聞いてみると、少し悩んだ後に、こう話した。「ドライになったよね。付き合ったり別れたりが『ねるとん』をやってたころのほうがピュアだったかな。俺が騙されてたのかな(笑)」。

 『ねるとん』が放送されていた当時は「終わったら、すぐに引き離して、絶対に連絡先の交換をさせなかった」というほど個人情報の流出に気を使っていた。それが現在はSNSなどで、自在に人とつながれる時代。「今は連絡のツールがなんでもあるから簡単だよね。つながりやすさは、あの時代とは比べ物にならない。楽しいことでもあるし、逆に怖いことでもあるよね。世のお父さんは大変だよ。かわいい娘が何も持たずにジャングル歩いているようなもんだよ。俺もそうだけど(笑)」。そんな現状も踏まえて「男の子も女の子もドライ。恋愛がゲームになっちゃってるよね」と恋愛観の変化を“伝道師”の目線で語っていた。

 同番組の終了から25年が経過した現在は、AbemaTVを筆頭に恋愛リアリティショーが数多く存在する。『ねるとん』で恋愛バラエティーというジャンルを確立したと石橋は、現在の恋愛リアリティショーについて「見ない。絶対に」と断言し、「そんなに、いいタイミングなことあるのかって話(笑)」と豪放磊落に笑う。ただ、「みんな、色恋好きなんだね。人の色恋は楽しいよねぇ」と他人の恋愛が気になってしまう性には理解を示していた。

 先日は、2001年5月に“完全撤収”(解散)した元野猿のメンバーだったTeru(平山晃哉氏)とKan(神波憲人氏)とともに3人組ユニット「B Pressure」(ビープレッシャー)を結成したことも大きな話題に。28日、29日には『御披露目ライブ「サビ落とし」』を行い、11月1日には1stシングル「Freeze」をリリースする。

 「サビがすんごい(笑)。クレ556を何本差しても動かないんだよ。それが、全員だからね。歌詞も覚えられないし」とブランクを感じながらも「なかなかいいですよ」と手応え十分。「とりあえずサビを落としてね。今回(のキャパシティー)は300人。それから1万2000人の代々木体育館に帰ってやろうと思ってるから。でも、単勝40倍の馬券は、なかなか買えないな(笑)」。ライバルに挙げたのは、昨年の紅白に出演した純烈。「負けられないから銭湯回ろうかな。来年、紅白に出られるかな(笑)」とらしく語った。

 令和で復活した『ねるとん』。「タカさんチェック!」など名せりふも盛りだくさんだが「全然、言いたくなかったんですけど、言ってくれって(笑)」と裏事情もぶっちゃけ。それでも“復活”が発表された27日には多くのファンが「待っていた!」の声を挙げた。新しい元号となっても石橋は存在感を発揮し続ける。
ABEMA人気番組の最新情報いますぐチェック

関連写真

  • 昭和、平成、令和での恋愛観の変遷を語った石橋貴明 (C)ORICON NewS inc.
  • (左から)山里亮太、池田美優、石橋貴明、満島真之介、吉村崇 (C)ORICON NewS inc.
  • 昭和、平成、令和での恋愛観の変遷を語った石橋貴明 (C)ORICON NewS inc.

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

 を検索