女優の中山美穂主演で、新しい“結婚観、夫婦観、そして、家族観”を問いかける、オリジナル脚本のドラマ『連続ドラマW 彼らを見ればわかること』が、WOWOWで来年1月より放送される(毎週土曜 後10:00、全8話※第1話無料放送)。木村多江、大島優子も出演する。
日本における離婚率は30%とおよそ2分間に1組の夫婦が離婚している。反面、離婚経験者の約80%は再婚を望み、なんと実際の再婚率は64%に達していて「セカンド・マリッジ」や血縁関係のない親子や兄弟姉妹関係を内包している家族「ステップ・ファミリー」が増加。さらに核家族、大家族、単親家族、DINKs(共働きで意識的に子どもを持たない夫婦)など多様な家族のあり方が生まれ、今や「家族」という言葉の持つ意味すらも変化してきている。
そんな現代社会の家族像をリアルに投影した本作。二子玉川に建つ瀟洒なマンションを舞台に、離婚した元夫婦がそれぞれ再婚し、隣人同士となる稀有な状況を含む、3人の妻たち、そして3つの家族の抱えていた“秘密”が炙り出され、単なるご近所付き合いではすまされない様相を呈していく。
主人公は、最上階に住む内田百々子(中山)は、官能作品で人気を誇るレディコミ漫画家であり、再婚相手と大学生の息子を家族に持つ母でもある。同じマンションに住む富澤瑞希(木村)とは同い年の友人で、なじみのダイニングバーでストレス解消も兼ねた近況報告を繰り広げる日々。そんなある日、マンションに新婚の夫婦が引っ越してくる。それは、20年前に百々子が別れた前の夫と、その新妻の鴨居流美(大島)だった。
オリジナル脚本を書き下ろしたのは、丁寧かつ大胆な女性心理の描写に定評のある小説家・沢木まひろ氏(『二十歳の君がいた世界』ほか)。監督は映画『神様のカルテ』やドラマ『偽装の夫婦』の深川栄洋氏が務める。
■中山美穂(内田百々子役)のコメント
いつもの当たり前な日常の中に、静かで密かな激しさを感じました。家族の形はさまざまですが、いくつかの家庭を描いたドラマは、久しぶりなのではないかと思ったのですがどうでしょう? 昭和の時代には確かよくあったような。そんなほんわかとした懐かしさも感じたり。けれども今の時代はきっと大きく違うのでしょうね。その辺りを描いていくドラマになると思います。それぞれの家庭を干渉したり翻弄されたり。愛の形も変わっているのでしょうか。
百々子は、子どもの頃からの夢を仕事に持ち、ただひたすらに作品に向き合い苦悩している。そして仕事を離れるとキッパリ妻と母になる。それは当たり前のことかもしれませんが、そんな二面性を面白がれたらいいなと思います。どこにでもいる普通の女性。そして、瑞希や流美との女性同士の会話が、リアルなやりとりに見えるようになったらいいですね。たくさんの共感を得られる役だと思いますので、そこを外さないように努めたいと思います。
■木村多江(富澤瑞希役)のコメント
一人一人が身近にいそうで、でもとっても魅力的で、愛おしい、そんな人たちの日常が壊れそうなドキドキ感がある、面白い脚本でした。(瑞希は)とても魅力的な女性なので、どうしたらチャーミングに見えるか悩み続けています。瑞希を見ると苦笑しつつ、人間くさくて、応援したくなる、そんな女性になれば、と思っています。登場人物たちの滑稽で愛おしい日常を、動物園を見るように楽しんでいただけたらと思います。そして、檻の外から、面白がって応援してくだされば、うれしいです。
■大島優子(鴨居流美役)のコメント
現代の結婚や家庭を築くことがリアルに表現されていて、それを重く捉えるのではなく、新しい視点で受け止め発信できる作品だと思いました。各々の家庭にはいろいろな事情があるけれど、家族って一人一人が創り上げ育み、できあがるものだと思うので、この作品を通じて共演者の方々と一緒にどのような家族の形を創れるのか楽しみです。
流美の心の強さと柔軟さには感服します。夫との関係、中山美穂さん演じる百々子との関係、ほかのキャストとの潤滑油として、ストーリーの展開に存在できるように演じたいと思います。
日本における離婚率は30%とおよそ2分間に1組の夫婦が離婚している。反面、離婚経験者の約80%は再婚を望み、なんと実際の再婚率は64%に達していて「セカンド・マリッジ」や血縁関係のない親子や兄弟姉妹関係を内包している家族「ステップ・ファミリー」が増加。さらに核家族、大家族、単親家族、DINKs(共働きで意識的に子どもを持たない夫婦)など多様な家族のあり方が生まれ、今や「家族」という言葉の持つ意味すらも変化してきている。
そんな現代社会の家族像をリアルに投影した本作。二子玉川に建つ瀟洒なマンションを舞台に、離婚した元夫婦がそれぞれ再婚し、隣人同士となる稀有な状況を含む、3人の妻たち、そして3つの家族の抱えていた“秘密”が炙り出され、単なるご近所付き合いではすまされない様相を呈していく。
主人公は、最上階に住む内田百々子(中山)は、官能作品で人気を誇るレディコミ漫画家であり、再婚相手と大学生の息子を家族に持つ母でもある。同じマンションに住む富澤瑞希(木村)とは同い年の友人で、なじみのダイニングバーでストレス解消も兼ねた近況報告を繰り広げる日々。そんなある日、マンションに新婚の夫婦が引っ越してくる。それは、20年前に百々子が別れた前の夫と、その新妻の鴨居流美(大島)だった。
オリジナル脚本を書き下ろしたのは、丁寧かつ大胆な女性心理の描写に定評のある小説家・沢木まひろ氏(『二十歳の君がいた世界』ほか)。監督は映画『神様のカルテ』やドラマ『偽装の夫婦』の深川栄洋氏が務める。
■中山美穂(内田百々子役)のコメント
いつもの当たり前な日常の中に、静かで密かな激しさを感じました。家族の形はさまざまですが、いくつかの家庭を描いたドラマは、久しぶりなのではないかと思ったのですがどうでしょう? 昭和の時代には確かよくあったような。そんなほんわかとした懐かしさも感じたり。けれども今の時代はきっと大きく違うのでしょうね。その辺りを描いていくドラマになると思います。それぞれの家庭を干渉したり翻弄されたり。愛の形も変わっているのでしょうか。
百々子は、子どもの頃からの夢を仕事に持ち、ただひたすらに作品に向き合い苦悩している。そして仕事を離れるとキッパリ妻と母になる。それは当たり前のことかもしれませんが、そんな二面性を面白がれたらいいなと思います。どこにでもいる普通の女性。そして、瑞希や流美との女性同士の会話が、リアルなやりとりに見えるようになったらいいですね。たくさんの共感を得られる役だと思いますので、そこを外さないように努めたいと思います。
■木村多江(富澤瑞希役)のコメント
一人一人が身近にいそうで、でもとっても魅力的で、愛おしい、そんな人たちの日常が壊れそうなドキドキ感がある、面白い脚本でした。(瑞希は)とても魅力的な女性なので、どうしたらチャーミングに見えるか悩み続けています。瑞希を見ると苦笑しつつ、人間くさくて、応援したくなる、そんな女性になれば、と思っています。登場人物たちの滑稽で愛おしい日常を、動物園を見るように楽しんでいただけたらと思います。そして、檻の外から、面白がって応援してくだされば、うれしいです。
■大島優子(鴨居流美役)のコメント
現代の結婚や家庭を築くことがリアルに表現されていて、それを重く捉えるのではなく、新しい視点で受け止め発信できる作品だと思いました。各々の家庭にはいろいろな事情があるけれど、家族って一人一人が創り上げ育み、できあがるものだと思うので、この作品を通じて共演者の方々と一緒にどのような家族の形を創れるのか楽しみです。
流美の心の強さと柔軟さには感服します。夫との関係、中山美穂さん演じる百々子との関係、ほかのキャストとの潤滑油として、ストーリーの展開に存在できるように演じたいと思います。
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2019/10/19