女優の松本穂香が京都市内を中心に開催中の『京都国際映画祭2019』(20日まで)内で映画『酔うと化け物になる父がつらい』(来年年月6日公開)の舞台あいさつに登壇した。
菊池真理子氏原作のノンフィクションコミックの実写化。アルコールに溺れる父を持つ菊池氏の実体験に基づいている。父はアルコール依存、母は新興宗教信者で、主人公は酔って化け物になった父の奇行に悩まされ、母の孤独に触れながら、崩壊していく家族の中で、がむしゃらに未来を見つけていくストーリー。
アルコール依存症の父、新興宗教にハマる母の娘という難しい役どころで松本は「どちらも私には経験のないこと。想像しながらで難しいところだったんですけど、私の周りにも家族のことで悩んでいる子もいたので、この子はこういう気持ちだったのかなと考えた。いろいろいい経験をさせてもらった」と振り返った。
片桐健滋監督は以前のオーディションで松本に注目し、この役をオファーした。「キャスティングをするときに、松本さんにやってほしかった。ご一緒できてよかった。間違いではなかったと、改めて確信した」と感慨深げだった。
松本の魅力について片桐監督は「言い方が悪いかもしれないですけど、ポサっとしてるんです。現場で印象的に覚えているのは、寒い時期の撮影で松本さんはホッカイロをお持ちだった。本番前まで、そのカイロのケバケバをむしっている。なんかポサっとしているなと思ったんですけど、いざ撮影が始まると、すぐに役に入るスイッチあって集中力が高い。本番になるとギアを上げる速さはスゴなと思ってみてました」と力説。不思議な擬音で評された松本は照れ笑いを浮かべていた。
また、撮影を通じてコミュニケーションを図ったものの、松本も片桐監督も人見知り同士で久しぶりの対面に緊張してしまい舞台あいさつでは距離感が生まれてしまった。それを見ていた脚本の久馬歩は「『人見知り過ぎてスタッフがつらい』という映画でもよかったかな」とタイトルをモジって、笑わせていた。
同映画祭は、1997年から開催されてきた京都映画祭の伝統と志を引き継ぎ、2014年に誕生し、今年で6回目。「映画もアートもその他もぜんぶ」をテーマに、映画以外にもアート、パフォーマンス、工芸などさまざまな分野を対象に展開する。
菊池真理子氏原作のノンフィクションコミックの実写化。アルコールに溺れる父を持つ菊池氏の実体験に基づいている。父はアルコール依存、母は新興宗教信者で、主人公は酔って化け物になった父の奇行に悩まされ、母の孤独に触れながら、崩壊していく家族の中で、がむしゃらに未来を見つけていくストーリー。
アルコール依存症の父、新興宗教にハマる母の娘という難しい役どころで松本は「どちらも私には経験のないこと。想像しながらで難しいところだったんですけど、私の周りにも家族のことで悩んでいる子もいたので、この子はこういう気持ちだったのかなと考えた。いろいろいい経験をさせてもらった」と振り返った。
片桐健滋監督は以前のオーディションで松本に注目し、この役をオファーした。「キャスティングをするときに、松本さんにやってほしかった。ご一緒できてよかった。間違いではなかったと、改めて確信した」と感慨深げだった。
松本の魅力について片桐監督は「言い方が悪いかもしれないですけど、ポサっとしてるんです。現場で印象的に覚えているのは、寒い時期の撮影で松本さんはホッカイロをお持ちだった。本番前まで、そのカイロのケバケバをむしっている。なんかポサっとしているなと思ったんですけど、いざ撮影が始まると、すぐに役に入るスイッチあって集中力が高い。本番になるとギアを上げる速さはスゴなと思ってみてました」と力説。不思議な擬音で評された松本は照れ笑いを浮かべていた。
また、撮影を通じてコミュニケーションを図ったものの、松本も片桐監督も人見知り同士で久しぶりの対面に緊張してしまい舞台あいさつでは距離感が生まれてしまった。それを見ていた脚本の久馬歩は「『人見知り過ぎてスタッフがつらい』という映画でもよかったかな」とタイトルをモジって、笑わせていた。
同映画祭は、1997年から開催されてきた京都映画祭の伝統と志を引き継ぎ、2014年に誕生し、今年で6回目。「映画もアートもその他もぜんぶ」をテーマに、映画以外にもアート、パフォーマンス、工芸などさまざまな分野を対象に展開する。
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2019/10/18