俳優の綾野剛が18日、都内で行われた映画『楽園』の公開初日舞台あいさつに登壇。金髪に真っ赤なスーツ姿で、メイプル超合金のカズレーザーを思わせるような衣装での登場に、同席した村上虹郎から「きょうはライブですか?」とツッコミが入ると綾野は「虹郎! 書かれちゃうから言わないけど。金髪と赤いスーツと言ったらね。はい」と答え、息のあったやりとりを見せて、会場の笑いを誘った。
冒頭のあいさつで村上は「(綾野、杉咲花、佐藤浩市の)3人が黒い服で宣伝をしているイメージがあったので、明るくする感じで来たんですけど…」と言い始め綾野の衣装をイジり始めた。それに対し綾野は「俺も大人だから、いろいろ思うところはあったよ。でも(劇中とは)まったく違う実像があってもいいのかなと。いま考えたこじつけですけどね」ときょうの衣装について説明していた。
この日は、映画を見た観客からの質問も受け付け、佐藤が劇中で見せただんだんと壊れていく姿の役作りついて聞かれると、綾野が「あれは浩市さんの素です。本領発揮発揮というところでしょうか」と横から入り説明する場面も。
公開を向けて綾野は「この映画は何かを届けたいという主観よりも、みなさんの中で何が生まれるかが重要。もうここからは、みなさんのものなので、受け渡すことができてよかったです」と笑顔。杉咲は「撮影していたときは本当に苦しかったので、それが走馬灯のようによみがえってきました」と過酷だった撮影を振り返っていた。
舞台あいさつには、劇伴作曲者のユップヘヴィン氏、瀬々敬久監督も登壇した。
原作は、『パーク・ライフ』で芥川賞を受賞し、映画『悪人』(2010年)や『怒り』(16年)など映像化作品を残している吉田氏が執筆した小説。ある地方都市で起きた少女失踪事件。青年・豪士(綾野)と、失踪した少女の親友だった紡(杉咲花)はその事件をきっかけに知りあい、不幸な生い立ちや心の傷など、それぞれの不遇に共感しあう。しかし、事件から12年後、同じY字の分かれ道で少女が姿を消し、事態は急変していく。
冒頭のあいさつで村上は「(綾野、杉咲花、佐藤浩市の)3人が黒い服で宣伝をしているイメージがあったので、明るくする感じで来たんですけど…」と言い始め綾野の衣装をイジり始めた。それに対し綾野は「俺も大人だから、いろいろ思うところはあったよ。でも(劇中とは)まったく違う実像があってもいいのかなと。いま考えたこじつけですけどね」ときょうの衣装について説明していた。
この日は、映画を見た観客からの質問も受け付け、佐藤が劇中で見せただんだんと壊れていく姿の役作りついて聞かれると、綾野が「あれは浩市さんの素です。本領発揮発揮というところでしょうか」と横から入り説明する場面も。
公開を向けて綾野は「この映画は何かを届けたいという主観よりも、みなさんの中で何が生まれるかが重要。もうここからは、みなさんのものなので、受け渡すことができてよかったです」と笑顔。杉咲は「撮影していたときは本当に苦しかったので、それが走馬灯のようによみがえってきました」と過酷だった撮影を振り返っていた。
舞台あいさつには、劇伴作曲者のユップヘヴィン氏、瀬々敬久監督も登壇した。
原作は、『パーク・ライフ』で芥川賞を受賞し、映画『悪人』(2010年)や『怒り』(16年)など映像化作品を残している吉田氏が執筆した小説。ある地方都市で起きた少女失踪事件。青年・豪士(綾野)と、失踪した少女の親友だった紡(杉咲花)はその事件をきっかけに知りあい、不幸な生い立ちや心の傷など、それぞれの不遇に共感しあう。しかし、事件から12年後、同じY字の分かれ道で少女が姿を消し、事態は急変していく。
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2019/10/18