女優の戸田恵梨香がヒロインを演じる、NHKで101作目となる連続テレビ小説『スカーレット』(30日スタート、月〜土 前8:00 総合ほか)。戦後まもなく、大阪から滋賀・信楽にやってきた、絵が得意な女の子、川原喜美子が、家族を支えるためによく働き、さまざまな経験をしながら、女性陶芸家として力強く生きていく姿を描く。戸田は第2週の後半から登場。15歳の主人公・川原喜美子を演じて「体力使った、息切れした」と、笑い話にしているが、その裏では聡明な戸田らしい役作りが行われていた。 連続テレビ小説では、ヒロインを通してさまざまな職業が描かれてきたが、『スカーレット』のヒロインが選ぶ道は陶芸家。「女性の陶芸家は少ないと聞いて、なんでなんだろうと思っていたが、今回、撮影に入る約3ヶ月前から稽古をはじめて、陶芸は男の仕事なんだ、と実感した」と、弾かれたかのような衝撃を受けたという。
2019/09/29