NHKで放送中の大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)は、第35回(15日放送)で1940年のオリンピック開催都市が「東京」に決定したところから、実際に東京でオリンピックが行われた1964年までを描く、クライマックスに突入している。 本作では、日本で初めてオリンピックに参加した男・金栗四三(中村勘九郎)、日本にオリンピックを招致した男・田畑政治(阿部サダヲ)を主役に、オリンピック初参加からの歴史を描いているが、アジアで最初のIOC委員となり、第5回ストックホルム大会へ、日本の初参加を決め、選手団長を務めた嘉納治五郎(役所広司)の“大河ドラマ”と言うこともできる。
2019/09/28