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『監察医 朝顔』最終回満足度が自己最高 社会性とメッセージに女性層が共感

 上野樹里主演のフジテレビ月9ドラマ『監察医 朝顔』の最終回が9月23日に放送され、コンフィデンス誌の満足度調査「オリコンドラマバリュー」では、第8話で記録した自己最高と同じ90PT(100PT満点)を獲得。放送開始当初から注目を集めていたヒューマンドラマが、90ポイント台に乗せる高い評価を得て、有終の美を飾った。

『監察医 朝顔』(C)フジテレビ

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 本作は視聴率も好調。月9ドラマとしては、17年7月期の『コード・ブルー〜ドクターヘリ緊急救命〜THE THIRD SEASON』以来、2年ぶりに全話二桁を記録した。一方、満足度でも第1話で59PTと好評価を受けてスタートした後、回を重ねるに連れてほぼ右肩上がりで上昇。主人公の朝顔(上野)と刑事の桑原真也(風間俊介)の結婚後の家族の生活が描かれた第二章となる第6話以降は、80ポイント超えをキープし、第8話で自己最高となる90PTを獲得。最終回でも再び同ポイントを獲得した。

 本作について視聴者からは、「災害現場で法医が何体もの遺体と向き合う重々しいストーリーではあったが、それぞれの人間の思いがひしひしと伝わるもので見応えがあった」(女性30代/奈良)、「つらい場面もあったが、それでも役者さんたちの素朴で優しい演技に引き込まれました」(女性40代/北海道)、「死因を究明するという事件を解決していくところもおもしろかったのですが、親子愛や夫婦愛という点でも観ていてほっこりするので、満足度が高かった」(女性40代/栃木)など、とくに女性層からの評価の声が多く集まった。

 本作では、監察医の謎解きドラマという側面に加えて、震災被災者の姿とその胸のうちが家族愛とともに温かく描かれていたことへの反響が大きく、それぞれの日常を生きるなかでの学びを得た視聴者も多かったようだ。現代の社会性が映し出され、作品のメッセージがしっかりと根底に流れていたことが、ドラマの高い評価につながっているのだろう。

【主な視聴者コメント】
「日常の大切さ、命の尊さ。普通に生活ができることの幸せさを感じることができた。どんなことも経験になるというのがわかった気がする。普通にこなせている人、がんばっているように見えている人もきっと悩んだり、葛藤がある。そして、その裏には生活があるということを教えてくれたドラマだった」(女性30代/埼玉)
「大災害の現場と刑事の犯人探しの2つのストーリーが絡み合って、とても見ごたえがあった。監察医モノでありながら家族の大切さを訴えてくるドラマ。とても丁寧に作られていたと思う」(女性50代/埼玉)
「被災された方に寄り添った温かいドラマだった。今でも泣きたくても泣けない人、黙ってがんばっている人がたくさんいると思う。解剖のシーンが多いが、その前の準備のシーンやご遺体をすぐに渡せない理由なども表現されていてよかった」(女性50代/神奈川)

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  • 『監察医 朝顔』の項目別満足度ポイント推移グラフ
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提供元:CONFIDENCE

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