毎夏の恒例となったテレビ東京の『池上彰の戦争を考えるSP』。11回目となる今年は「〜失敗は隠され、息子たちは戦場へ〜」のサブタイトルで、12日(後8:00〜9:54)に放送される。日本にとっては戦争のない平和な時代だった平成が終わり、新時代・令和で初めての終戦記念日を前に、改めて戦争を振り返る。
今回は、ハリウッドで映画化されることでも注目される「ミッドウェー海戦」を解説。改ざん・捏造された報道――今でいう「フェイクニュース」によって、若者たちの悲劇へとつながっていく道のりを、ジャーナリストの池上彰氏が解説する。
池上氏は「相手が発表したことをそのまま報道すると、よく『大本営発表だな』と批判されることがあります。本物の大本営発表によって、どれだけ人々の認識が歪められ、多くの犠牲者が出たことか。『戦争の最初の犠牲者は真実だ』という言葉があります。事実を正しく伝えていくことの責務を改めて感じています」とコメントしている。
■失敗は隠された 「大本営発表」の嘘とは?
先の大戦で主力を担った空母に「加賀」がある。真珠湾攻撃などに加わった海軍が誇る大型航空母艦だったが、1942年のミッドウェー海戦で撃沈された。加賀はなぜ撃沈されたのか、アメリカ取材で新事実に迫る。
大戦のターニングポイントとなったミッドウェー海戦は、日本軍が主力空母4隻を沈められる大敗だったが、大本営発表では「一隻喪失 一隻大破」と事実が改ざんされた。失敗は、なぜ、どのように隠されたのか。
■そして息子たちは戦場へ 実録“赤紙配達人”
日本軍の失敗はその後も隠ぺい、改ざんされ続け…悲劇が拡大していく。大戦末期、召集令状「赤紙」が乱発され、「学徒出陣」で息子たちが戦場に送られた。この「赤紙」と呼ばれた召集令状について、多くの人が知らなかった実態も貴重な資料からひも解いていく。
そもそも「赤紙」の実態とはどんなものだったのか? 「兵事係」という赤紙配達人が、終戦後に命がけで残した書類、証言をもとに実録再現する。志半ばで戦場に散った学生たちが残した絵画などを集めた「無言館」なども取材する。
サブMCとして相内優香アナウンサー、ゲストとして峰竜太、宮崎美子、パックン、小島瑠璃子が出演する。
今回は、ハリウッドで映画化されることでも注目される「ミッドウェー海戦」を解説。改ざん・捏造された報道――今でいう「フェイクニュース」によって、若者たちの悲劇へとつながっていく道のりを、ジャーナリストの池上彰氏が解説する。
池上氏は「相手が発表したことをそのまま報道すると、よく『大本営発表だな』と批判されることがあります。本物の大本営発表によって、どれだけ人々の認識が歪められ、多くの犠牲者が出たことか。『戦争の最初の犠牲者は真実だ』という言葉があります。事実を正しく伝えていくことの責務を改めて感じています」とコメントしている。
■失敗は隠された 「大本営発表」の嘘とは?
先の大戦で主力を担った空母に「加賀」がある。真珠湾攻撃などに加わった海軍が誇る大型航空母艦だったが、1942年のミッドウェー海戦で撃沈された。加賀はなぜ撃沈されたのか、アメリカ取材で新事実に迫る。
大戦のターニングポイントとなったミッドウェー海戦は、日本軍が主力空母4隻を沈められる大敗だったが、大本営発表では「一隻喪失 一隻大破」と事実が改ざんされた。失敗は、なぜ、どのように隠されたのか。
■そして息子たちは戦場へ 実録“赤紙配達人”
日本軍の失敗はその後も隠ぺい、改ざんされ続け…悲劇が拡大していく。大戦末期、召集令状「赤紙」が乱発され、「学徒出陣」で息子たちが戦場に送られた。この「赤紙」と呼ばれた召集令状について、多くの人が知らなかった実態も貴重な資料からひも解いていく。
そもそも「赤紙」の実態とはどんなものだったのか? 「兵事係」という赤紙配達人が、終戦後に命がけで残した書類、証言をもとに実録再現する。志半ばで戦場に散った学生たちが残した絵画などを集めた「無言館」なども取材する。
サブMCとして相内優香アナウンサー、ゲストとして峰竜太、宮崎美子、パックン、小島瑠璃子が出演する。
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2019/08/10