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『カメ止め』上田慎一郎監督、最新作は異例の3監督制 キャスト陣も困惑?「2段階の相談を…」

 動員数220万人以上、興行収入31億円を突破した映画『カメラを止めるな!』で長編作デビューを果たした映画監督の上田慎一郎氏による、オリジナル脚本&トリプル監督作品『イソップの思うツボ』(8月16日公開)の舞台あいさつが13日、埼玉・川口市で開催中の『SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019』内で行われた。

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 同作は『カメ止め』で助監督を担当した中泉裕矢氏、スチールを担当した浅沼直也氏が監督と共同脚本を担い、埼玉県川口市にある映像関連産業を核とした、次世代産業の導入・集積を測る施設の「彩の国ビジュアルプラザ」による支援を受け製作を行った。

 この日の舞台あいさつには、上田監督のほか、石川瑠華、井桁弘恵、紅甘、斉藤陽一郎、佐伯日菜子、浅沼直也監督、中泉裕矢監督も登壇。3人の“監督体制”について、上田監督が「2016年から(話し合いを始めて)2年以上は企画が固まらなかった。タイプも好みも違うので、どういった映画を作ろうっていう段階でずっとやっていたら、もうこれ以上はあかんっていうラインがきてしまいました」と笑顔で奮闘ぶりを明かした。

 キャスト陣も3監督体制に困惑する部分もあったようで、井桁は「シーンごとに監督が違うことがありましたし、場面によっても違うこともあったりして…。わからないことを、まずどなたに聞けばいいかわからないということで、誰に相談したらいいのかを確認してから、わからないことを聞く2段階の相談をすることもありました」と回顧。「でも、その分いろんなアイデアが出たりして、本当に楽しい充実した現場でした」と手応えをにじませた。

 一方の石川は「あるシーンで、お三方の熱量が合わさったことがあった。いつも圧迫されている中で、すごい経験をしました」とにっこり。紅甘が「監督が3人いるんですけど、もはや1人もいないみたいな感じ。悪い意味じゃないですよ」と独特な例えをすると、会場から笑いが起きた。最後は、上田監督が「3人で監督するという、世界でもあまり例を見ない作品で、周りから『やめとけ』と言われたんですけど、そう言われたら言われるほど、やりたくなる(笑)。(公開前の)今の段階で作れてよかったなと思う瞬間があって、それを思えたのがうれしかったです」と声を弾ませていた。

 同映画祭は、世界中から、エンターテインメント性とデジタルの新たな表現の可能性を感じる作品を公募し、次代を担うクリエイターを発掘することにより、新たな映像産業の発展に寄与することを目的に埼玉県川口市で2004年よりスタート。現在では映画製作の主流となったデジタルで撮影・製作された作品のみにフォーカスした国際コンペティション映画祭となっている。

 同映画祭は、きょう13日から21日まで埼玉県川口市のSKIPシティ、メディアセブンで開催。『イソップの思うツボ』舞台あいさつの直前には、映画祭のオープニング・セレモニーが行われた。

関連写真

  • 異例の3監督制について語った上田慎一郎監督 (C)ORICON NewS inc.
  • (左から)浅沼直也監督、上田慎一郎監督、中泉裕矢監督、井桁弘恵、石川瑠華、紅甘、佐伯日菜子、斉藤陽一郎
  • (左から)浅沼直也監督、上田慎一郎監督、中泉裕矢監督 (C)ORICON NewS inc.
  • 井桁弘恵=『イソップの思うツボ』舞台あいさつ (C)ORICON NewS inc.
  • 佐伯日菜子=『イソップの思うツボ』舞台あいさつ (C)ORICON NewS inc.
  • 紅甘=『イソップの思うツボ』舞台あいさつ (C)ORICON NewS inc.
  • 石川瑠華=『イソップの思うツボ』舞台あいさつ (C)ORICON NewS inc.

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