元サッカー日本代表の中田英寿氏、巻誠一郎氏、女子代表の近賀ゆかり氏、元女子バレーボール代表の大林素子氏らが8日、都内で行われたパラスポーツ体験イベント『HEROs PARA-SPORTS DAY 2019』に出席した。
同イベントは、目隠しや車いすを利用するシッティングバレーボール、ゴールボール、車いすポートボール、車いすリレーを元日本代表のアスリートたちが、通常のスポーツ以上にコミュニケーションや助け合いが重要となるパラスポーツを体験し、競技の難しさと魅力を伝えるために開催。アスリートたちは赤、白、青、黒4チームに別れて競技を体験した。
夏季パラリンピック競技種目に採用されているシッティングバレーボールは、床に座ってバレーボールをするもので、中田氏が居る赤チーム、巻氏と近賀氏が居る白チームがいきなり対戦。中田氏と巻氏はドイツW杯でともにチームメイトだったが、この日は敵同士となり、巻氏はサービスエースを何本も決めるが、中田氏は打ち返されるなど明暗が。3-7(※制限時間内で多くポイントを獲得したチームが勝利)と白チームが勝利したが、2人は勝敗以上に競技の面白さを感じ満面の笑みを見せていた。
すべての競技を終えて結果は白チームが優勝で赤チームが最下位の結果に。赤チームは罰ゲームとして車いすに乗りながらシャトルランをするという、キツいメニューが課せられたが、中田氏は車いすポートボールでも見せた華麗な手さばきで車いすを使いこなしていた。
終了後の囲み取材で中田氏は「競技の垣根を超えて選手が出会えたことが楽しかったです。僕の現役時代からあれば自分の競技に活かせることがあったのではないかと思います」と笑顔。普段やらない競技をしたことについては「これはパラ競技だけでなく、体験したことがないスポーツ、ルールを知らないスポーツというのは興味を持たないことが多いのが現状。こうして体験することにより興味を持つことが、さまざまな種目で行われたらいい」と呼びかけた。
健全者のアスリートがパラ競技を行う意義について聞かれると「そこはパラとか健常者というのはまったく関係ないと思います。経験することが大事。『なぜ、パラじゃないといけないのか? 健常者ではないといけないのか?』ということが垣根を作ってしまっている。スポーツをする上でルールがあるだけで、そこには人種、健常者やパラというのは関係ない」と力を込めた。
同イベントは、目隠しや車いすを利用するシッティングバレーボール、ゴールボール、車いすポートボール、車いすリレーを元日本代表のアスリートたちが、通常のスポーツ以上にコミュニケーションや助け合いが重要となるパラスポーツを体験し、競技の難しさと魅力を伝えるために開催。アスリートたちは赤、白、青、黒4チームに別れて競技を体験した。
夏季パラリンピック競技種目に採用されているシッティングバレーボールは、床に座ってバレーボールをするもので、中田氏が居る赤チーム、巻氏と近賀氏が居る白チームがいきなり対戦。中田氏と巻氏はドイツW杯でともにチームメイトだったが、この日は敵同士となり、巻氏はサービスエースを何本も決めるが、中田氏は打ち返されるなど明暗が。3-7(※制限時間内で多くポイントを獲得したチームが勝利)と白チームが勝利したが、2人は勝敗以上に競技の面白さを感じ満面の笑みを見せていた。
すべての競技を終えて結果は白チームが優勝で赤チームが最下位の結果に。赤チームは罰ゲームとして車いすに乗りながらシャトルランをするという、キツいメニューが課せられたが、中田氏は車いすポートボールでも見せた華麗な手さばきで車いすを使いこなしていた。
終了後の囲み取材で中田氏は「競技の垣根を超えて選手が出会えたことが楽しかったです。僕の現役時代からあれば自分の競技に活かせることがあったのではないかと思います」と笑顔。普段やらない競技をしたことについては「これはパラ競技だけでなく、体験したことがないスポーツ、ルールを知らないスポーツというのは興味を持たないことが多いのが現状。こうして体験することにより興味を持つことが、さまざまな種目で行われたらいい」と呼びかけた。
健全者のアスリートがパラ競技を行う意義について聞かれると「そこはパラとか健常者というのはまったく関係ないと思います。経験することが大事。『なぜ、パラじゃないといけないのか? 健常者ではないといけないのか?』ということが垣根を作ってしまっている。スポーツをする上でルールがあるだけで、そこには人種、健常者やパラというのは関係ない」と力を込めた。
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2019/07/08